秋です。きのこの季節ですね。
わたしは子供の頃はなめこ汁が大好きで、そこから成長するにつれてエノキ茸→舞茸→エリンギ→しめじorブナピーへと好みが移り変わっております。いちどエリンギへ行ってからしめじに戻るあたりが庶民でございましょ。ただわたしの場合、数年に一度のペースでペペロンチーノ・ブームがやってくるので、そうなるとまたエリンギ崇拝者になります。昔は高級品だと思っていたから、いまスーパーで普通に買えるのが妙にうれしくてね…(結局庶民!)。
さて。塩田平という場所へ行ってきました。自然の中を歩いてきました。
ここは信州の鎌倉と呼ばれているエリアで、生島足島神社のある下之郷駅から盆地の中を歩きました。
まあとにかく景色がすんばらしいです。
もうあまりエンタメ消費欲もなくなってきて、近頃は歩くことがレジャーになっております。
赤い花の上に、かわいい虫がいましたよ!(虫は右の写真。見えた?)
歩いているだけで、急にビビッドな花の軍団を見かけたりして、楽しいことがたくさん起こりました。突如目に入るグッド・デザインがいっぱい。
きのこむら深山
このあたりは見渡すかぎりの平野で食べ物屋さんも見かけないのですが、Google Mapを見ると、どうやらきのこスポットがあるようです。行ってみました。
急にザ・観光地なスポットに着きました。ここにだけ人がいっぱいいました。みんなどこから湧いてきたの!!! と思ったら大きな観光バスと車がいっぱい。
きのこの栽培、販売、レストラン。きのこだらけ。わたしは乱視のため「きのこ狩り苑入口」を「きのこ狩り死入口」と読み間違えてしまい、ここは本気の肝だめしスポットか!と思ったら違いました。子どもの頃に恐怖マンガを読みすぎたせいか、文字列に誘発されて地獄的白昼夢を今でもたまに見ます。
ここでは栽培ルームが部屋ごとに管理されている様子を見ることができ、買うこともできます。
すごくベタなバスツアー観光コースに、突如徒歩でドロップインしてしまったみたい。
お待たせすることになりますが…、といわれて入れてもらったレストランできのこ尽くしのごはん。天ぷらもおいしかったけど、きのこの味噌汁が美味。
そうか、長野は味噌がおいしいから、中年になってから急に行きたい場所になったのか! と、今さらながら気がつきました。
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