うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

やさしい亀のポーズ(アルダ・クールマーサナ)

やさしい亀のポーズ(アルダ・クールマ
久しぶりのポーズ紹介です。これは、道場でいつも行なうもの。「亀」がつくアーサナはいっぱいあって、以前亀のポーズ(クールマ・アーサナ)についてここで書いたことがあります。
今日ここで書いている「やさしい亀のポーズ」(亀の休息のポーズ、という場合もあるらしい)は、"やさしい" といいながらも、意識のしどころは一般的な亀のポーズよりも多いと感じています。うちこの心意気的には、「リキんでいると絶対にうまくくつろげない亀のポーズ」とか「やさしと言いつつ、伸ばす意識はキープし続けるサボれない亀のポーズ」とか、そんな感じです。


■このアーサナを行なうときの気持ちと手順(うちこの場合)
吸う=青吐く=ピンク)

 1)かかとをしっかりつけて(時には手を添えてかかとをくっつけて)お尻でフタをするように正座する
 2)息を吸いながら頭の上で手を合わせて「忍者の手」を作り(人差し指のみ立て、ほかは握り合う)、坐骨は床へベクトルを向ける
 3)背骨を通すように縦長に息を吐きながら、あばらの下のほうからひとつひとつ太ももに置きいてゆき、おでこと人差し指を床につける。
 4)吸って胸郭が膨らむ動きとともに人差し指をさらに遠くへ置く。人差し指は、注射を痛くないように打つような角度で床を刺す準備
 5)かなりゆっくり吐きながら手首を締め、肘を寄せ、肩甲骨をラクにする
(=天使の羽がついているところをできるだけ脱力=菱形筋をやわらかく意識する)
 そしてここで少し、あごを出す。鼻先を床に置く。
 6)またやさしく吸う
 7)吐きながら眉毛がハの字になるくらい、お尻を後方へ引く

 ★6→7くりかえす


この「7(吐きながら)」のときの意識のアレンジバリエーション
 ・耳の付け根、あご、こめかみの力を抜いて、首が摩擦の原理で少し引っ張られるのに任せる
 ・脇の下の外側の伸びを感じる
 ・腰幅を狭くする
 ・目線をぐるりと上にもっていくと気持ちいいときもあるが、その際はのどが目線につられないように。首の伸びが逆効果になるので注意。


このときのうちこの意識

 今は、お尻から頭上に手が生えているんだー!


気が済んだら
 吸いながら 3→2 の流れで戻る。


普通に道場でも「お尻から手が生えてると思って!」って言ってますけども、ただの妄想喚起ではなく、吐く息でバンダが後ろに引けて、天使の羽が脱力できた状態で前後の引っ張り合いがうまくいったとき、うちこは本当にそんな感じがするんです。
「本当にお尻から手が生えているのはニコチャン大王くらいのもんだろ!」って言いたくなる気持ちもわかります。わかりますが、このアーサナの場合は、うちこはかなり本気で言ってます(笑)。



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