うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ブックデザインが豪華だった頃のヨガ本が手放せない

今日の話は、本棚のホコリを取る掃除をしながら土台を書きました。

少し前に昔のヨガ本の勢いが好きだという話を書きましたが、昭和のヨガ本はデザインが豪華ですよ〜。

今日は新春らしく、ゴージャスにまいりましょう。


昔のブックカバーデザインの特徴は、幾何学模様との組み合わせが多いこと。

昔はドラマのオープニングもミステリアスなイメージのものが多かったですよね。

▼▽▼まるで色使いが土曜ワイド劇場のようです!▼▽▼

 

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左 カバーデザイン:杉浦康平(→本はこちら
中 カバーデザイン:田中一光/カバーイラスト:坪内祝義(→本はこちら
右 カバーデザイン:林健造(→本はこちら
「グラフィック・デザイン」の文字列と人名を組み合わせて検索すると、その道のビッグネームであることがわかります。
田中一光さんは今の時代だと「無印良品」のアートディレクターとして知っている人のほうが多いんじゃないかな。
左の本とまん中の本は内容はまったく同じで、同じ出版社からデザインとタイトルを変えて再出版されています。真ん中のは田中一光バージョンとして手放せず、手元に置いています。

 

 

土ワイの世界はまだまだ続きます。火サス派のみなさんもお付き合いください。

新年早々、ヤングを置き去りにしてごめんなさいね。

 

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▲平川出版の佐保田先生の本の装丁デザインは、クレジットに「島津義晴+OUT」とあります。
美しく統一感があって、開いた内側のデザインも素敵です。

 

 

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▲カバーデザインのクレジットがないのですが、わたしは白揚社から出ているヨガ本のデザインも好きです。
左の本:著者 S.エディヤンとエリザベス・ハイヒ(これから読みます)
右の本:著者 沖正弘 著(→本はこちら
当時はとにかくこういう本が出せば売れるというくらいに売れたのでしょう。

 

 

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▲沖先生の本のこの二冊はカバーデザインのクレジットがないのですが、特に右の霞ケ関書房のデザインの凝りっぷりは、とんでもないことになっています。

 

 

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開くと、こんなことになっています。
なのにデザイナのクレジットがないって、どういうこと?! 
本はこれです。(図書館で借りて読んだあとに購入しました)

 

美術館で購入する図録のような凝りっぷりです。

ああ、我が家の本棚は楽しいなぁ〜。

こらこら、そんなこと言ってないで、年末なんだから本の整理を進めなさいよ。

 

━━ と、こんなふうに自分に自分でツッコミながら、わたしはいつもの調子で年を越しました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。