先日、この本の感想を書きました。
読むこと自体が体験になる、構成に仕掛けのある本でした。
文章だけで他者の視点世界へ連れて行かれる感じでいうと『アルジャーノンに花束を』に似たところがありました。
この本はメディアの書評で勧められたら読まなかっただろうと思います。
わたしは「インテリで趣味のいい人が読む本ですよ(スン)」って感じで置いてある本を「いけすかねえ本だ」と感じるところがあるから。
たまたま風船爆弾の放球基地を見つけたから読んだけど、基地を見つけたのも、絶対にタクシーで行くべき場所へ徒歩で行くという明らかに失敗した選択からの発見でした。

帰りも歩いて、ぐったり。
日は暮れてくるし、脚は疲れるし、汗でぐっしょりだし。
だけど、やれデータだエビデンスだAIだ時短だなどと効率厨めいたフレーズに囲まれてると、こういうことをしたくなる。
休みの時は、こうじゃなくっちゃ。
非効率ばんざい。