わたしはこの河に膝から上を浸けたことがないけれど、リシケシで見るガンジス河はそんなに汚くは見えない。どおかしら。
足を浸すと冷たくて気持ちよいです。
わたしは沐浴といわれる方法でのお清めがあまりピンとこないので入りたいと思わないけど、ここで身を清めてキャッキャしているインドのみなさんの姿はすてき。
これは、外国人が他人と一緒に全裸で風呂に入ることに対して抵抗があるのと似ているかもしれない。露天風呂で「ああ~極楽極楽♪」なんて言えるかーい! という感覚に近いのではないかと思う。日本人てやつはあんなに本音を隠すくせに温泉と言われたらあっさり服を脱ぐの、なんで! という壮大な疑問と、あの水に浸かってキヨいってどういうことよ! という疑問は強度が似ている。
共通点はただ一つ。
効能を信じている
これだけ。
「信じる」って、努力しなくてもできちゃうところにすごみがあるのよね…。
温泉へ入るときに、わたしは温泉を信仰していますなんていちいち思わない。友人や家族との「温泉いかない?」「いいね!」の会話の間にたいした理由はないし。
昼間はリゾートでアウトドア! な川です
そういう眼鏡をかけてみれば、ガンジス河は聖なる河で、日没時はかなり幻想的。でも昼間はヒャッホーイ!と多くの人がラフティングにやってきます。川だから。
特に土日はリゾート感満載です。
夕暮れ時に、小船で反対岸に船で渡ってみたりするのも一興。インドは、みなさんのこのカラフルさがいいのよねぃ。
たそがれなきゃ損だと思うくらいムーディです
明るい気分でいたら損だと思うくらい、ムーディです。
ここは神聖な気持ちや、恋の生まれやすい町だと思う。
ここの水を汲んで帰る人向けの
プラスチック・ボトルの露店があります。 サイズいろいろ。これを家の神棚に置いて、お祈りにガンガー水を使います。
昨年からギラついてきたそうです
どんどん観光地っぽくなっています。
インド国旗カラーになっていました。
夜は横浜やお台場のよう。
これはこれで、パーリナイ・ホーリナイにグッときちゃう人々にはギンギラギンにさりげないトレンディ・スポットとして胸キュンです。
チャンネーをはべらせてブイブイいわしに、おいでませリシケーシュ。