ことしのゴールデン・ウィークは大型連休だったので、思い切ってインドへ行って来ました。7年ぶりの練習旅行です。
インド自体は昨年の年末年始に西インドへ行っていますが、インドは国土が日本の8倍もある国なので、西と北では全く様相が違います。
ムンバイから入出国した前回の旅行があまりにも快適だったので、もうデリーから出入りするインド旅行はしたくないな…と思っていたのですが、行ってみたらデリーもかなり旅をしやすくなっていて、ぼったくりや詐欺の激しさへの対応だけ気を引き締めていけばよく、またすぐ行きたいと思うほどでした。
今回は深夜に到着してデリーで2泊した後、そのあとはずっとリシケーシュで毎日練習をして過ごしました。
予算と持ち物
<予算>(ひとりで行きました)
63,200円(航空券とビザ)
16,000円(宿泊費 / 17泊)
17,000円(練習代 / 29クラス)
5,000円(書籍代 / 本屋巡りも目的でした)
17,000円(国内移動費・食費など、その他すべて)
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総計
118,200円(レートは1円=1.75インドルピーで計算)
17泊の旅行でだいたい12万円でした。観光地へは一箇所も行かない旅行でしたが、わたしにとって今回はデリーであこがれの本屋へ行くというのがひとつの大きな目的でした。「はじめてのおつかい」レベルの行動ではあるのですが、これまでデリーをひとりで観光したことがなかったので、度胸をつけるのにとてもよいイベントでした。
そのほかは、リシケシで久しぶりに会いたい現地の人と会い練習することが主目的。昨年タイで会った友人も同時期にリシケシに来ており、彼女とも多くの時間を過ごすことができるボーナスもありました。
そしてこれはボーナス2倍といっていいのか微妙ですが、今回は国際ロマンス詐欺師のかたと知り合って大きく騙される手前のところまでいったのですが、練習の合間にこれまで行ったことのない場所やお店へ連れて行ってもらいました。そのとき数千円カツアゲされた分も含めての上記予算です。今回はかなり外食をしていたのですが、やはりインドは食費が安いです。
持って行ってよかったもの
maps meというのはオフラインで使える地図アプリ。事前にデリーとリシケーシュのあるウッタラーカンド州の地図をダウンロードしていきました。わたしは海外でSIMを使わないのですが、これがあればGPSの入らない街を歩くときも問題なくいけました。
日焼けと持ち物については以下でまとめています。
持って行けばよかった・こうすればよかった
- 折りたたみ傘(雨でなく日よけのため)
- アライバルビザ
折りたたみ傘は、この4月5月は雨がほとんど降らないのですが日傘としてあったほうがよいです。1週間くらいたったら牛糞の少ない道がわかるようになり、そこで日傘を使いたいと思いました。
アライバルビザ(到着時ビザ)は、きっと空港で長時間待たされたり並ぶのだろうと思っていたのですが「クレジットカードでピッとやって、あっさりです。一度経験したら、ラクちんすぎてこれしか考えられない」という声を日本人旅行者2名から聞き、次回はそうしようと思いました。
▼ビザを事前にとらずに行っても入国できる「到着時ビザ」の条件はこちら
いらなかった・使わなかった
- 南京錠
- タオル
- パスポートのコピー
- ポケットティッシュやトイレットペーパー
インドもベトナムやタイのようにとても旅行しやすくなっています。昨年インド旅行をしたばかりだったので、すぐにお尻を手で拭くモードに移行できました。ティッシュをたくさん持っていったのは取り越し苦労でした。
もらってありがたかった(現地でも買える)
- ココナッツオイル
わたしの皮膚の乾燥とヒビ割れっぷりを知った友人が、もう使わないからどうぞといってココナッツオイルをくれたのですが、これが大活躍。
使わない選択をしてよかった
1か月分、データたっぷりで1000円くらいなのですが、ゲストハウスの wifi だけで生活していました。SIMがないことで詐欺師の人から連絡されまくるという事態を避けることができました。
今回は使わなくて済んだけど絶対必要
- 正露丸
- 風邪薬
- 洗濯物を干す紐と洗濯バサミ
正露丸は絶対に必要です。洗濯物を干す紐は、ゲストハウスに洗濯干し場があるとは限らないので、やはり持って行ったほうが安心かと思います。
旅行記あれこれ
ニューデリーの交通・宿事情 / 地下鉄に乗って書店へ行ったときのこと
リシケシで行った稽古場や練習エピソード
リシケシでステイした宿、生活風景や観光地
リシケシのお店、レストラン
7年ぶりのリシケシで考えたこと
インド雑感あれこれ。なんでこうなのインドとインド人
いろいろあったけど、また行きたいです。今度はちゃんと、おとなしくする!