うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

シャー・アラムという町で50分だけ観光した(SHAH ALAM)


クアラルンプールでちょっと郊外に泊まりたいと思って、シャー・アラムという町へ行ってみました。中心部のセントラル駅から電車で40分、4リンギット(114円)の距離。
行ってみたら思いのほかすこーんとしており、かなり戸惑いました。



着いたー! と思ったのだけど、





すこーん。



 人がいないわ〜。



キョロキョロしていたら、かわいらしいマレー女性が話しかけてくれました。
話しているうちに、駅名にもなっている有名なモスクへの距離は行き方の話になり、「行きましょう」と言われました。
なんと、タクシーの運転手さんなのでした。
かわいらしいお嬢さんなんですよ。そのへんの学生かと思っていたのに。
あまりのかわいさに、全部お任せする気分で乗り込みました。往復で20リンギット(572円)で、案内してくださるという。
彼女いわく

  • この街は車がないと無理よ
  • 100リンギットくらいの安宿はないわ。いきなり高級ホテルになる
  • 宿は絶対セントラル(クアラルンプールの中心部)で探したほうがいいわ
  • ここはまあ、「有名なモスクがありますよ」という街なのよ
  • モスクへはデイリー200人、セレモニーのときは1500人くらいが礼拝に来るかな
  • モスクはもう20年経っているから、ボロいわ
  • モスクっていったって、中はなんもないわよ


と。日本でもこういう会話、ありますよね。地元の人にとってはなんでもないかんじという説明。
とにかく彼女との会話がおもしろかった。「なんもないけど、せっかく降りたんだから、観光して帰りたいんでしょ」という対応。


まーでも、モスクは立派でしたよ。
礼拝の時間なので中には入れませんでしたが。






帰りもこのぽっつーんとした駅から帰ってきました。
なんかこういうことが日本でも普通にあるとよいですね。歓待の気持ちってのはいいもんだなと思いました。


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