うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

はじめてのカティバスティ(Kati Vasti)


とある都会の片隅で……。


「うちこちゃん、ちょっと腰かして」「いいよ」


ってなノリで、アビヤンガ。
もみこさんに案内されて行ってみたら……




えー。




しっぽり。



うちこ:しょ、昭和だ…

もみこ:隠れ家だから(笑)

うちこ:デスヨネ。

もみこ:ちょっと、待っててね。



(台所に戻るもみこさん)

(覗き見するうちこさん)



うちこ:わ! クッキーの匂いのやつやるの?! でもなんかデカいね。

もみこ:あ。あれは、眼のやつね。今日やるのは、腰だよ。「腰貸して」ってのは、これなの。





どーん。

 ブチュブチュ。ジュルジュル・・・・


もみこ:温度は、どうお〜

うちこ:なんか慣れてきたら熱くなくなってきたよ。っていうか、音がこわいよ!(動けない)

もみこ:ああそうか。なるほど、ここは説明が必要ね。


(温度管理された油を沁みこませたガーゼを搾る、特有の音なのでした)



フィードバックはいつも数日後にするのだけど、帰りの電車で背もたれに寄りかかった瞬間に



 よみがえるオイル



これはびっくり。熱を溜めてた模様。カイロは外から温まるけど、皮膚の中からあったかいのが出てくるのって、ヘンな感じ。
これは冬にやって、帰りに腹巻をして帰ったらすごそうである。夏の冷房の季節にもよさそう。岩盤ヨガやホットヨガをニセモノだと言う人がいるけれど、男性本位の温度設定の冷房に長時間さらされているOLには、あれぐらいじゃなきゃ短時間で芯からほぐれるすべがないというのもまた事実であると、実体験で思っている。だから需要があるんじゃないのかな。




この日は帰りがけに、もみこさんから「いまから言うとおりに、わたしの背中にオイルを沁みこませたガーゼを貼ってちょうだい」とリクエストが。


「ピチュ」という湿布法なのだそう。


人の身体に触れる仕事って、たいへんなんだろうなぁ。
もみこさんは練習のために、熱波のインドへ行ってしまわれました。