先々週に上野へ駆け込みで観て来た「インドの仏展」の近くで、新潟の物産展のようなものをやっていました。
笹団子でも食べて帰るかなー、なんて思ってのぞいたのですが、これがすばらしい内容で驚きました。こういう言いかたはたいへん失礼かと思うのですが、「小国なのにすごい」とか「与板やるじゃん」とか、友達が住んでいた地域の展示を見てツッコミながら買い食いをしました。
意外性のないところからいきましょうか。
まず、プッシュする材料に事欠かないのは、なんといっても寺泊。
寺泊は中越地区では観光地として圧倒的強者。余裕だよなー。うらやましいなー。
わたしが帰省時に必ず行きたいお店のひとつ、「日本海夕日ブルワリー」が王道の佇まい。
わたし的に、へえぇこんなに全国的に有名なのか、と感じたのは
栃尾の油揚げ。いちばん行列していました。道行く人が「あ! あの有名な油揚げじゃない?」と言っていて、「まぢで?」と。
近所の名物とはいえ、はじめて「油揚げ定食」を食べたときは、お好み焼き定食以上の衝撃を受けました。
意外、というとほんと失礼なのですが、与板がかなりクールでした。
この刃物エリアもすごい賑わいでした。三条の銀食器みたいな打ち出しかた。クール!
失礼は続きますが、和島のブースの食事がすごくおいしかった。
丸い五平餅みたいなのがすごく美味しかったです。
怖いもの見たさでゆるキャラのシールを覗き込んだら、おじさんがいい感じのイントネーションで話しかけてきて、思わず標準語が崩れそうになった。(「これは、なんですかぁ〜」なんて東京人ぶってたので今さら言えなかった)
小国(おぐに)が、山菜をストレートに打ち出していたのもよかった。
三島も、マラソン大会の催しみたいな品揃えでほっこりした。
川口は男のグルメっぽい訴求。東京でやるなら、こうだよね! って感じがしてよかった。
たしかわたしが野沢菜のおやきを買って食べたのは川口のブースであったかと思う。おいしかった。
隣近所はなんとなく恐る恐る見てしまうのですが
小千谷(おじや)。地味! そこが好き!
見附。さらに地味! 黒めだかの飼育って、もはやサブカルの域! そこが好き!
長岡は、よくわかんなかった。いまこれ有名なの?
フレンドのイタリアンが食べたかったな〜。
そして、いちばんいいな、と思ったのは
雪。この日の前日まで東京では夏のような天気が続いていたし、アジアの人とか雪をみて興奮するもんね。
この日はその後まじめなモードの用事があったので、ビールは飲めなかったのでした。むぅ。