うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

高野山東京別院で写経と朝粥。今日のできごと。

高野山東京別院
今日は朝4時15分に起床、という早起き。高野山東京別院へ初めて行ってみました。
前から写経か瞑想をここで体験してみたいと思っていたのですが、写経は月初月曜定例になっています。はじめてのときは、「これから仕事」という状況よりも、ゆったりとした気持で体験したいなと。そんなわけで、念願の今日。6時から読経が始まるのですが、始発で着いたのが5時50分。ギリギリでした。
高野山東京別院は、品川駅から健脚ベースで徒歩10分くらいのところにあります。道はとってもわかりやすいです。品川駅の高輪口に出て、右へ。目の前に走っている国道15号(第一京浜)を田町方面へずんずん歩き、高輪2丁目の交差点で左折。「桂坂」という坂をのぼります。



これが地味にしんどい(笑)。

左に大きなお寺が見えたら、そこが高野山東京別院。迷うことはないでしょう。

「遍照殿」。ここが写経会場。


高野山東京別院での写経は「暁天写経会」という名前で、しっかり以下の時間でプログラムされています。写経の奉納代1000円にすべてが含まれています。道具も貸していただけるので、身ひとつで行けばよいです。時間管理がしっかりされているので、これなら仕事の前でも安心。


【1】6時〜6時半:読経(お坊さんのお経)
読経は理趣経、各如来・菩薩・高祖真言。鳴り物も読経もひとりのお坊さんがされていました。とてもよく響く低い声、かつ、めちゃくちゃ早読み。こんなに早い理趣経を聴いたのは初めて。アナウンサーの試験並に早かったです。
しかも、あんなに忙しいのに鳴り物の強弱、余韻も細やかで、ひとりでここまでできるんだなぁ、とびっくりしました。


【2】6時半〜7時:写経
この前にも、読経をします。これは、等々力不動尊と同じような感じですが、内容は「開経偈」「懺悔」「発菩提心」「三昧耶戒」。写経をするのは般若心経ではなく、「百字偈」です。これは文字通り百字。般若心経に比べると文字数45%くらい。30分で予定されているのにも納得。墨は墨汁です。
最近、早書きになってきたみたい。10分ほど余った時間は、みなさんの筆の音を聞きながら気持ちよく瞑想。
書き終えた後、自ら書いたお経「百字偈」を読み、その後「光明真言」「御宝号」「回向」を唱えます。


【3】7時〜7時半:朝粥(朝粥会)
みんなで机の位置を並び替え、お粥と添物(大きな梅干と昆布)を並べて準備。ここは、ちょっと合宿の朝食準備みたいで楽しかったです。
食前には「五観の偈」「正食の偈」、食事中には「誓願の偈」(心の中で唱える)、食後には「食竟の偈」があります。これは沖ヨガ道場の「栄養摂取の誓い」によく似ていました。これをわかりやすくしたものが「栄養摂取の誓い」のような。
食後には、お坊さんから高野山東京別院改装中のエピソードなどお話いただいて、なごみムード。前半は少し戸惑っていましたが、とってもあたたかな時間を過ごさせていただきました。あと、梅干がめちゃくちゃでっかくて美味だったのですが、やはり高野山の梅干なのでしょうか。


最後に本堂に向かって右から、観音菩薩不動明王弘法大師愛染明王の順に、真言とともにお線香・焼香をして帰りました。


写真はボケちゃってますが、高野山グッズも少し置いてありましたよ。



今日はそんなわけで朝早く一日がスタートしたので・・・
その後皇居を2周走りました。


今はこんなかわいらしい小花が咲いています。



九段下のランステはめちゃくちゃ空いており、快適! ジュースと洗顔料をいただきました。


そのあと12時に道場でユッキーと一緒に稽古をして、お茶。GWはみんな実家に帰っちゃうのでちょっと淋しいのですが、今日は歴史好きのわれわれ(ユッキーは徳川/うちこは平安)ならではの、歴史トークも少々。


そのあと、前の会社の同僚マリちゃんちへご飯を食べに行きました。会うのはいつぶりだろう・・・。もと会社同僚のわかさま(マリ&わかさまは最初の仕事で同僚関係、という三角関係)にも久しぶりに会えました。


4時集合だったのですが、到着したらもう居酒屋状態。


結局夜の10時までガールズ(?)トークは終わらず、さっき帰ってきました。
今日はマリちゃんの娘さんとキッズ・ヨガしまくりました。その様子が動画で撮られていたようなので、機会があれば後日紹介しようと思います。