むかしばなしの続きです。なぜここへ行ったかといったらそれはお不動様のいらっしゃるお寺だから。だったのですが、途中から彫刻ばかり追いかけていました。
総門と仁王門と広目天&多聞天
到着するとふたつの門をくぐることになります。
入り口のこういう文字をはじめ、石の彫り物の書体がいちいち素敵です。
これが総門。
総門と仁王門の間には出店がありました。
でーんと、これが仁王門。この門の中の4体の彫刻物や上部の彫り物がすんばらしいことになっていました。
表面には密迹金剛と那羅延金剛のコンゴーズがもりもりと立っておられました。
衣装がすごいのです。このドレープが。ひらひらが。マリー・アントワネット感がすごい。
踏まれている邪気と花。踏まれながらの恍惚の表情。谷崎潤一郎の世界。
ボ、ボ、、、ボクも踏まれたい。
上部の彫り物も、すごいの・・・
籠の透かし彫りが見事です。
この写経の文机の奥行き。ええわぁ。
不動明王、軍荼利明王、そして道場
真言密教に由来する、ヨーギーならついつい見入ってしまう場もいっぱい。
シッティングお不動様(左)と、スタンディングお不動様(右)。わたしはスタンディングのほうが好きです。
左はクンダリニーを表すであろう、仏教では軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)。
ちょこっと、しれっと鎮座されています。右のは龍。とぐろを巻いたのが昇ってくる感がこれまた!
この前のめりの姿勢とか、思わず二度見する配置。
こちらは、チーム消防。
こわれ不動という、おもしろスポットも。想像以上のエンタメ色。
この奥には道場がありました。
修行の場です。写経会も行われているようです。
一切経堂の彫り物が絶品
読経の後、その周辺を歩きました。
この日はマイお経を持っていきましたが、般若心経のあまりの速さにまだまだ練習が足りないわ…となりました。
不動明王真言はみんなでゆっくり唱えます。ちゃんとリードしてくださいます。
こちらは三重塔
こちらは聖徳太子堂
これは一切経堂の彫り物。この物語性があまりに楽しく、全体の写真を撮り忘れました。ずっと見ちゃった。
なんと成田山の見どころはここだけでなく、裏の森のようなエリアがさらにすごいことになっておりました。
この続きは、また別の日に。
▼公式サイトの境内案内図