うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

鋤のポーズ(ハラ・アーサナ)で首・肩ストレッチ

鋤のポーズ(ハラ・アーサナ)
若返りのポーズとして名高い「鋤のポーズ(ハラ・アーサナ)」。ヨガの最後に行うアーサナとしても定番です。
もしかしたら、「はぁー、やっとこれで90分のレッスンが今日も終えられそう」という習慣心理もあるかもしれませんが、ヨーガ・バイブルにも「神経が静まる、体力が回復する」と書いてあります。
うちこが通う道場では、初心者の人でもやりやすいように、手は握らずに背中に添えてストッパーの役割をするように押えるスタイル。
これだけもじゅうぶんに首と肩のストレッチになるのですが、ここでグッと手を握ることで、もっと肩の中心に効いてきます。
最近、「肩こりにいいポーズ=マラソンにいいポーズ」であるなぁ、とよく思うのですが、このポーズもそうです。
「いきなりできないよこんなの!」という人は、イスに足を乗せた状態や、膝を曲げてトライするとやりやすいですよ。
道場でどの先生も言う注意事項ですが、絶対にこのポーズをする間は横を向いてはいけません。寝違いのような首筋のケガをしてしまいます。

さて、このポーズ、以下の点に気をつかうと、もっとよい感じになります。
 1)目線をおへそへ
 2)フーッと吐いて、内臓の刺激を意識する
 3)肩の真上に大きな腰の骨盤が乗ってくる感じを目指して背骨を立てる(手でサポートするとよいですよ)
 4)二本足を一本にきれいにそろえる
 5)足の指の爪まで床につけるよう、足の甲を伸ばす
 6)お尻からつま先へ、サーッと血が流れていくイメージを持つ
 7)6のために、膝はスッと伸ばす。力むとそれはそれで血流にあまりよろしくないです
 8)手を握る場合は、手のひらの付け根までくっつける感じにすると、もっと肩甲骨周りのストレッチになります


「背骨が最大限にストレッチされるポーズ」とのこと。首や肩が疲れている人に、とってもおすすめです。