このアーサナは腕、手のひら、足の裏、膝の裏の微妙なさじ加減の組み合わせで無限にしんどくなったり、肩甲骨のゆる体操になったりする、とっても不思議なアーサナです。丹田（ウディヤーナ・バンダ）の意識とドリスティ（目線おへそ）だけが共通。
手の親指、かかとをしっかり床につけ、手指をしっかりひらいて背骨をまっすぐに。という指導が多いですが、肘を少し緩めてみると肩甲骨の辺りが動いて気持ちよかったり。このポーズをしながら気持ちのよいところを探すのもなかなかオツなものです。
ただでさえ奥の深いこのダウンドッグ。うちこはさらに深い味わいを知っています。それは、「ジョギングのあとにしっかりやると、めちゃくちゃバンダに効いてくる」という味わい。丹田で梅干食べたような感じです。週末に砧公園を7、8キロ走った後にスーリヤ・ナマスカーラをやるのですが、ここで5呼吸入れる間に、ギュゥウウウ。ときます。いつもどおりにやっても、ギュウの度合いがぜんぜん違う。スッパマンのほっぺた級。
ジョギ、ジョギーニのみなさん、ぜひ試してみてください。
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