先日、銀座のヨガの帰りに「このあとどこへ行くのですか」と訊かれて、「いま仕事で迷っていることがあって、これから日本橋丸善の二階へ行って考えようと思っています」と答えました。
ここしばらく、ウェブの仕事に関して今のところは慣れや経験によるカンでなんとかクリアできているけれど、この先のことを少しイメージしておいたほうがいいな、と思うことがあって。
1年更新の試験をコンスタントに受けていく流れのなかで、いまは慣れた業務に関する範囲だけど、これが周辺の業務へ連鎖していくにあたっては選択の場面がやってくるかもしれない。
そうなったとき、例えばA B Cを提案されたときに、「Cで♪」と爽やかに言えるマインドを醸成しておくために、取り組みの土台を整えておきたくて。
「そもそも好きで受けている試験じゃない」みたいな思考を発動させないためにやる事前準備のようなことです。
わたしは情報の入手経路が偏りやすい業界で仕事をしています。
インターネット上で完結する業務のスキルは学習情報もインターネット上で完結しやすく、かつ、書籍もAmazonにはたくさんあるのに都内の大きな書店へ行っても見つからない、そういう特徴があります。
- 俯瞰してビジネス社会を捉えるのにベストな書店
- ネット限定ではない視点になれる場所
なんです。
広すぎないのもいいところ。
行ってみたら、やはりわたしが求めた情報の書籍は置いておらず(Amazonにはたくさんある)、自分が気にしている事がいかに限られた世界で語られるスキルなのかを理解しました。
これは大げさに捉えずにゲーム感覚で行こう! という気持ちに切り替えました。
これをしておくと、いろいろ割り切れます。
日本橋丸善の二階とは逆の視点で、ネットの仕事の参考書をざっと見に行きたいときには渋谷マークシティの地下一階にある啓文堂書店へ足が向きます。
この書店はコンパクトで棚の最上段がそんなに高くなく、俗な本もほどよく混ざっていて、仕事のことを楽しく考えられます。
銀座からの帰りに歩いて行ける範囲で、
仕事に関する本を探す以外の目的では
- 小説やエッセイが探しやすくて少し文具もある有楽町の三省堂書店
- 新書や社会的精神性のトレンドを追いやすい、コレド室町のタロー書房
という二択があります。
以前はもっと書店の選択肢があったのですが、だいぶ減ってしまいました。