ここ一ヶ月の間、海外に住む友人との再会やインド帰りの友人と話す機会が何度かあったのですが、タイもインドもベトナムも、近年はスマホを持っていれば価格交渉のいらないメーター・タクシーやUberのような配車アプリのサービスを使うほうがラクじゃんという社会になっていますね。
タイでは都会よりも地方のほうが、特にそうなっているように見えます。そりゃそうですよね。いろいろ利にかなっています。
わたしの友人はもうそっちへ移行している人ばかりです。
確かにあのコミュニケーションは面倒。現地に住んでいたらやらない道を選ぶでしょう。さみしいけれど、まあそうなるよねというサービスはこの世にたくさんあります。
とはいえわたしはドアの開いた乗り物が好き。今回の旅行でも一回は乗っておきたいと思い、トゥクトゥク(オート・リキシャー)に1回、ソンテオ(相乗りタクシー)に1回乗りました。
区間はチェンマイの鉄道駅←→旧市街のターペー門。
観光地なのではじめは倍近くの値段(ひとり100TBとか言われたような・・・)を提案されて、「少し歩いて考えます」と言うと少しやりとりがあって半分くらいまで下がる、そういうゆるい交渉があります。
最初からそんなにふっかけられなければ、そのままの値段で乗ります。
ソンテオの中から景色を見る
運転席とは、こんなつい立てで隔たれていました。
ソンテオはこのように、後ろの景色を見るのも楽しい。
人が乗ったり降りたりします。
横からも景色を見ます。
カラフルな車窓です。市場の中を通っています。
ピン川を渡って
チェンマイの鉄道駅に到着しました。
ソンテオは旧市街地のメインの道や、その外の市場のあたりを通って、市街地をぐるっと回っていきます。
この街を離れるのだなぁ、という気持ちを車窓を見ながら味わう時間になりました。
旅は気分転換でもあるけれど、小さな別れを繰り返す心の筋力をつけるような、そういう刺激を与え続ける時間でもあります。