柳井の町はどの道を歩いてもレトロで、まるで尾道や九度山町のよう。小さな曲がり角を曲がるたびになつかしみが襲ってきます。
木造の家がたくさんあって冬はそうとう寒いだろうに、雪の日はどうすんだろ…などと考えるのだけど、ここは山口県。雪国じゃない。山口県へ来たのは二度目。友人知人がいるわけでもない場所へこんなふうにひとりで旅をするなんて、なんだかとても不思議な感じ。スマホと Google の恩恵を受けまくっております。
菅原神社(柳井天満宮)
わたしの旅はいつも、駅でもらえる街歩き地図を持ってちんたら歩くだけ。まずはじめに目指したのは菅原神社(柳井天満宮)です。神社は鳥居があるから見つけやすいのがよいです。
とてもかわいらしい神社で、この敷地周辺の道がすばらしい!
にゃー。
どの道も楽しい…
ほっそ~い道となつかしいデザインがいっぱいです。
目に焼き付けておきたくなるような景色がいっぱいでした。
国木田独歩旧宅
この町は歩いているとなんとなく案内があるので、国木田独歩旧宅に向かう矢印の方へ歩いてみました。
菅原神社のあるあたりから歩いて10分ほど。駅から歩いても20分くらいではないかな。この町は小さな範囲に見どころが詰まっています。
国木田独歩旧宅へ向かう道は上り坂で、途中で町が見下ろせます。
これは光台寺の桜門
さりげない案内を見逃さずに進みます。
人っこひとりいないなか、この敷地でひと休み。ベンチでゆっくりできるので、おやつを買って来ればよかったなと思いました。
曹洞宗 湘江庵(しょうこうあん)
「柳井」という地名のルーツになっているお寺だそうです。
ここは柳と井戸が見どころらしいのですが、
なによりまず
書体がええです。柳が桃に見えたり、井が丼になってたり、山が坐に見える感じが。
虚空蔵菩薩さまがいらっしゃるので、丑年・寅年生まれのみなさまは熱烈参拝モードでおいでください。
柳井の旅行記は見どころが多すぎて、なかなか終わりません。