うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

意気の呼吸法-001 多層的な世界観を呼吸する 内藤景代 著


日本のヨガの歴史のようなものが少し書かれているので、ヨガの雑学っぽいのが好きな人にはよいかもしれません。
わたしがウェブの仕事をしているせいもありますが、頻出する「アプリ」という単語の違和感が妙にひっかかってしまったのと、定義が変化し続けているワードを身体の説明とあわせて使うのも気になりました。

いわゆる「オタク体型」といわれる肥満は、
内臓が弱く、
腎臓の水分排泄力が、
不活発な結果も多いです。


それで、
(以下略)

「いわゆる」というまるで普遍かのように思わせる日本語に、「オタク」という人によって持つイメージの違う表現、そこに「体型」という物質を組み合わせてしまうと、メッセージが雑な感じがします。若い人が読むと、なんとなくお説教をされているような気分になりそう。
電子書籍なら先日紹介した「3つの脳で、楽に3倍生きる」がおすすめです。


★内藤景代さんの他の本への感想ログは「本棚」に置いてあります。