うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ハッパーサナ(股間に葉っぱのポーズから腕を上げる)


これは身体に左右差が大きく出がちなときのおすすめ事項。
ハタ・ヨーガの太陽礼拝のシークエンスは、バンザーイというかんじで両手を肩幅に伸ばしてあげていくのですが、わたしは身体の左右差が大きいので、特に夜は軌道がうねりやすい。アシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨーガの太陽礼拝の場合は出だしで手が揃うので、1回目に手を合わせることで左右差を整える勘がはたらくのですが、ハタ・ヨーガの「バンザーイ」で手が離れたまま次へいくシークエンスだとブレブレのままズルズル進みやすい。
そんななか、ちょっと工夫をするときの「ハッパーサナ」であります。股間に葉っぱの、ハッパーサナ。どこの本にも載っていません。



これでスタートし




こうあげていくと、胸の動きは制限されてしまうのですが、腕を上げていく軌道がS字になったりアンバランスなハの字になるのを修正しやすく、親指をクロスしたところに視点をあわせやすくなります。アゴだけが先に急に上がったり、なんてのも抑えやすい。
起きぬけのヨガで視点をそろえていきにくいときや、仕事の後の夜ヨガで左右差が強まっているとき、初めの1、2回をこれで整えていくと、初動でヨレヨレすることによるエネルギーの消耗を防ぐことができます。


正式な方法ではありませんが、練習に入るプロセスの中でちょっと工夫や制限を入れると、ふだん身体のどこに頼って反動をつけていたか、細かいところに気づきやすくなります。特にここで気がつくのは「腰から上のうねり」と「手、目線、アゴのバラバラさ加減」。意外とアゴだけ先に行ってたり、遅れていたりする。特にアゴは、意識が散乱しているとコントロールが甘くなる部位。はじめだけでも目線でリードすると、シークエンスの波に乗りやすいですよ。



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