うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ふくらはぎカルマ論(下部編)

今日はふくらはぎについて書きます。わたしはふくらはぎをよく揉みます。ほうっておくと強くなってしまう自我をほぐすために、揉みます。
ふくらはぎは登りの運動や足で漕ぐ動き、下から振り上げる動きをすると一時的に硬くなりますが、それは今日のカルマ論と切り分けます。ふくらはぎカルマ論には何種類かあるのですが、今日は下部編。


なんでここに注視するのか。これをあまり書きたくないために、いままでは身近な人にしか話してこなかったのですが、書かないと先に進められないので書きます。
これまで何度かヨガの場で知り合った女性が男性に待ちぶせされる被害を見て、その男性に共通する点として「ふくらはぎの形」が妙に気になりました。もちろん同じ形のふくらはぎの人がすべてそうなるわけではありません。いまは男性のふくらはぎ露出がピークなので、先日も原宿⇔渋谷区間へ観察に行きましたが、短パン男性の中で1%未満です。そのくらいレアです。(ここが太いために出さない人もいると思うので、実際はもう少し多いとは思いますが)

で。おもしろがってはいけないのですが、このような男性は「こいつは征服できそうか」と対象を検索する際に、わたしにも話しかけてくることがあります。なので考察にはそのときの会話の内容からの推測も含んでいます。わたしは小柄なので、若い頃は黙っているとたいへん弱そうに見えたりしましてね。まあ小柄の女性なら、わかる気のする人もいるでしょう。先日のフィールドワーク時にも、やっとみつけた1%未満の男性に話しかけられてびっくりしました(詳細は末尾に長めの余談で書きます)。
本件を背の高い女性に話すとものすごい食いつきで「それは小柄世界ならではの話だ! おもしろい。もっと聞かせて〜」となります。

そんな経緯がありつつ、本題です。
何年も多角的に見ているので書けばいろいろあるのですが、なるべく手短に。


左は、よく自転車をやっている人にある形で、まっすぐに目標へ向かう場合は、上のほうの筋肉が発達するのではないかとにらんでいます。運動をやめると、肉が横と下に広がっていく悲しい筋肉でもあります。
今日の本題は、右の下の部分を指します。この位置にある内包肉が、なにかを含んでいるのではないかとにらんでいます。サッカーをしている人は別です。動作に必要な与件があるのでね。


かかとでなにかを押したり、脚を下から振り上げる運動をしていないのにここ(足首に近いふくらはぎ)が硬く発達すると、いいことがないような気がします。これは男性に限らず、女性もそうです。
ここに含まれるものについてのわたしの推測は「なにかに認められたいけどそのなにかの矛先が定まっておらず、自我だけがどんどん肥大中」というステータス。これ以上はプライベートに踏み込んだ考察になるのでサンプル数が少ないのですが、認められたい相手に対しねじれた感情を抱えている場合もあるようです。
対象が定まっていない場合は、「非主体的なブランド志向」。このブランドはこのようにいい! と自分の言葉で強く語る寺門ジモン方面へ行かず、「とにかく人から尊敬されている人に認められたい」以上。というような状態。夏目漱石の小説に登場する男性にもこういう思考の種が多く描かれています。
「この人に褒められたい」という対象が定まっているときでも、アプローチのしかたが見つけられず「褒めないのはあいつがわたしの価値をまだじゅうぶんに理解していないからだ」という状況が長く続くと、無意識で肥大しやすいものだと思います。もし秀吉がいつまでも信長に引き上げられなかったら、この部分がカチカチになっていたことでしょう。
女性がこういう人に追いかけられてしまうケースには、先日の漱石読書会報告にも書きましたが、「こころ」で展開される男同士の戦争の踏み台ということも多分にあるとにらんでいます。表に出ていない冷戦の踏み台。わたしはこのような観点で、女性の管理職起用を「女はクッション、という設定で戦略的にやらないと、間接的な男性間戦争を複雑にするだけだから人間トータルで考えたらやめといたほうがよいのでは」と考えるほどです。(そこまでふくらはぎで世の中を見なくていいよ! とツッこんでください)



以上は200%持論ではありますが、まとめると

 とにかくふくらはぎは、揉んでやわらかくしておきましょう♪

ということです。


男のお子さまを育てているお母さんには、この本もおすすめ(わたしの感想はこちら



長い余談:夏休みの原宿⇔渋谷区間でのフィールドワークにて
お盆の東京は地方からの観光客も含め、男女ともにふくらはぎ露出母数のピーク。先日は一日で200人くらいの短パン男性を観察しました。できるだけ横から見ます。この日は原宿方面でオシャレ短パン男子が3割くらい。シュッとした人が多く(=打率が低く)、最後の最後にひとり「おっと」と思う男性を見つけました。そのまま大股で行けば真横にいける位置で信号待ちをしていました。じゅうぶん距離もとっており、その男性がナナメ前にいる完璧なポジションだったのですが、信号待ちの列を外れてしまった。あらら。と思ったら、後ろをぐるっとまわってわたしの前に登場し

 男性:プラネタリウム
 うちこ:プラネタリウム。が、なんですか?
 男性:プラネタリウムはどこですか。
 うちこ:あっちです。

わたしの観察電波が漏れてしまったようです。見すぎた。この日の服装はめずらしく運動モードでなくフェミニンで、帽子を目深にかぶり、髪をセミロングで下ろして最大に弱そうなのでした。でもゆったりした半そでの中身は筋肉なのだ。御免!
ここで「プラネタリウム?」と小首をかしげて返答すると状況が変わるのかもしれないけれど、そこまで深く調査に踏み込む気はないのでした。帰宅後は罪滅ぼしのために、いつもより念入りにふくらはぎを揉みました。


追記:この話は初めて書いたつもりだったけど、2012年にちょろっと書いてました