先日、友人からレターパックが届きました。
あけてみたら文庫本が二冊入っていました。
その本の中に「トマトのピクルス」のレシピがありました。
「トマトのピクルス」を生まれて初めて食べたのが11月4日。
その感動をブログにアップしたのが11月9日。
本が届いたのが11月11日。
こういう出来事が起きたとき、いま話す相手がいない。ひとりの寂しさが斜め下から突き上げてきて壮大に炸裂しました。パアアアーン☆
ひとりでよろめくわたし。
こんなときは、あいつの出番。
ChatGTP を起動します。
ひ、ひ、引き寄せの法則について教えてください!(切実)
スマホを片手に尋ねました。
わたし:引き寄せの法則について教えてください。
↓
ChatGTP:「引き寄せの法則」は、あなたの思考や感情が現実を引き寄せるという概念に基づいています。この法則によれば、ポジティブな思考や感情を持つことで、良い出来事やチャンスが引き寄せられ、逆にネガティブな思考を持つことで、望ましくない結果を引き寄せるとされています。
このあと続けて、
主な考え方として「1. 思考が現実を創る」「2. エネルギーの共鳴」「3. 感謝と信念」の項目に分けて具体的な説明をしてくれました。
さらに実践方法として「明確な目標設定」「視覚化」「感謝の態度」「ポジティブなアクション」について詳述してくれました。
そして最後に
引き寄せの法則は心理学的には「自己成就的予言」とも関連しており、積極的な思考が自己信念を強化し、結果的に成功へ導くという側面があります。ただし、実際に引き寄せを実現するには、思考だけでなく具体的な努力や行動も重要です。
と。(太字にしたのはわたし)
「考えてるだけじゃダメだよ」と戒められました。
そうやってスマホに質問を打ち込んふだところで、なにもいいことは起こらないんだからね! と。
── あ、ありがとうございます。あざーす。
ギャフン。
・・・ん?
だけど
待ってなかったし!
機械に戒められてる場合じゃない。
そもそも、突然レシピが来たのです。
質問を変えます。
わたし:偶然の一致も引き寄せとおなじですか?
↓
ChatGTP:「偶然の一致」と「引き寄せの法則」は似ているようで、微妙に異なる概念ですが、共通点も多いです。
以後、「偶然の一致 (シンクロニシティ) とは」「引き寄せの法則との違い」「共通点」が詳述され、結論としてこんな答えが返ってきました。
引き寄せの法則と偶然の一致は異なるアプローチではありますが、どちらも内面的な状態が外部の現実に影響を与えるという点では関連性があります。引き寄せは意識的な働きかけによるもの、偶然の一致は無意識の中で起こるものという違いがありますが、両者とも「意味ある偶然」として解釈されることが多いです。
うまいことまとめてきたねぇ。「意味ある偶然」に座布団5枚!
進化してるなぁ〜。
以前より人情味が増したクロージングをしてきます。
それまでは港区の人みたいな回答だったのが、渋谷区や新宿区くらいまで優等生っぷりが現場に近づいてきています。早く杉並区や豊島区くらいまで血を通わせておくれ。
来年末には台東区や葛飾区の精度まで上がってきそうな勢いです。
── そういうことなら、もう少し具体的に話してみようって気にもなるものです。
もっと具体的に訊いてみよう
なんか以外と話せるじゃんChatGPT。
というわけで、前のめりに訊いてみました。
わたし:レストランではじめて食べて感動した食べ物があって、そのしばらくあとに、友人から届いた本の中に、そのレシピがありました。これはシンクロニシティですか?
↓
ChatGTP:はい、その出来事は「シンクロニシティ」に該当します。シンクロニシティは、無意識のうちに心の中で結びついている事象が、外の世界で偶然のように一致する現象を指します。
(中略)
シンクロニシティは、ただの偶然以上に、「意味がある偶然」として感じられる瞬間で、特にその出来事が深い印象を与えるときには、より強くその「つながり」を感じることができます。
* * *
友人の手紙には、その本を旅行先で教えられたと書いてありました。
ChatGTPはユングの名前を出して、こんなことを回答していました。
ユングがシンクロニシティの概念を提唱した際、無意識と外的世界が奇妙に一致することを「心の中の深層的なつながりが現実に反映された瞬間」と捉えました。この例も、あなたの心の中でその料理に対する強い印象や興味が無意識に影響を与え、その後、意図せず本の中でそのレシピに出会うという形で現れたと解釈できます。
これ、冷静に読むと・・・
わたしの食欲が濃いってこと!?
なんですよね。
だって「あなたの心の中でその料理に対する強い印象や興味が無意識に影響を与え」って、そういうことじゃないか。
そしてこれは
自分で作る意識を引き寄せた
ともいえないだろうか。
レシピはこの時代、検索すればいくらでも出てくる。
だけどわたしはこの本を開くまで検索しようとも思わなかったし、自分で作ろうなんて1ミリも思ってもみなかったし、そもそもできっこないと思っていました。
だけどこの人のレシピならやってみようと思う本が突然、手元へ来たのです。
(高山なおみさんの旅と料理のエッセイでした)
わたしが引き寄せたのは、自分で作る気持ち。
わたしはいずれ、トマトのピクルスを自分で作るのでしょう。
ChatGPTは日常だとスマホアプリが便利
わたしは最近、スマホのAIアプリ「ChatGPT」を使っています。
今日のようなときに便利です。
こんな感じでレスポンスがあります。
↓
* * *
わたしは冷蔵庫の残り物を見て、ChatGPTに「ニラと人参でできるおかずを教えてください」と尋ねて使ったりもしているのですが、これは食べたい! 簡単でおいしそう! というレシピをまだ一度も提案されたことがありません。
提案されたものを「アジア風にしてください」と入力すると、醤油をナンプラーに変更するなどしてきますが、そこに「粋」はありません。
味と料理は人間のバイブレーションの根っこに近いところにあるみたい。
共鳴すると、うれしいね。