うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

検品モード?! ボディは語る。癖に教えてもらおう


かねてより「1ポーズを1時間かけて徹底的に説明したい」という思いがあり、関西でやってきました。ニュー・ボディもいっぱい来てくれて、うれし楽しかったです。
1日目は「癖=治すべき」ではなく、「癖が出る=いざというとき、身体はそこを頼りにしているから、感謝しましょう。そして、そこを頼りにしなくていいように、内転筋と腸腰筋を使っていきましょう」というコンセプト。
今回は神戸のヨガ講師さんがみなさんのお顔が写らないように撮影してくれていたので、様子をちこっとご紹介。




シール持ってるの。






5人ずつ、オーディションのよう。





消えてません。います。





チェックしてるのー。
定番の癖が7つくらいあるのをシールでマーキングして、同じ動作をする人に同時にやってもらう。アパレルのお仕事をしている人が、「検品された〜」と言っていておもしろかった。
動作が「そうなる理由」は、筋力不足のこともあるし、過去にやっていたスポーツやほかの身体操法の癖もある。情報がこういうふうに入ってくるとこういうふうに脳が身体に命令を出す癖があるので、こうなる。というパターンもある。
身体の見かたはプラクティカルに積みあがっていったものなので、「1000回以上いろんなボディをナビゲートしていたら見えてくるようになった」としかいえない。これは9年分のわたしのなかのデータからの統計。最近はスマホタブレットの時代になったから首が前に出る人が増える傾向だし、タップやピンチやスクロールで指先の使い方が変わったから、そこと連動する部分も変わる。それにあわせて、わたしのなかの解析も微妙に変わっている。



2日目は文章ではどうにも説明しにくい「シャシャンカ・アーサナ(うさぎのポーズ)」を何度も何度も何度もしつこいくらい掘り下げました。
これも、わたしの中ではかなりプライオリティの高いアーサナ。背骨の中に目を持つような感覚を、あの体位をとる説明とともにインプットするのは至難の業。指導者泣かせのアーサナなのよねぃ。
でもわたしには、シールがある! シール最高だ〜。たぶん何人かは、貼ったまま帰っている。
「ピップ」って書いておけばよかった(悔)。