1800年代のヒンドゥー寺院のようです。相変わらず解説がインドネシア語のみなのですが、ビーマやドローナなどの名称が出てきていたので、お話ものの彫刻はマハーバーラタの戦いのエピソードなのでしょう。ここの解説を読むと、この寺院はイスラームの北軍とヒンドゥーの南軍が戦争をした頃建てられたものだそう。ビーマはアルジュナの兄ちゃんなので、アルジュナ同様、英雄戦士。この寺院の異様なリンガ崇拝は、ビーマ兄さんの力持ちキャラとも連動しているのかな。
チェト寺院で看板を見つけないとサラスワティ寺院を見逃してしまうことを教えてくれたチャクラ・ホームステイの従業員さんは、スクー寺院はリンガ信仰のお寺だからここでこんなうに写真を撮るんだとか、いろいろ細かいことを教えてくれて、そのとおりに見てきました。
ここはリンガとヨニを祭っています。陰陽石みたいなものです。
とても愛らしい。奇面組がちっちゃくなったときみたい。
「あのー、お取り込み中すいません。ここに、来訪者のお名前と国名、いただけますかね」とサイン帳を出され、気まずい。
記帳係の人がここで近づいてくるって、チャクラ・ホームステイの従業員さんは教えてくれなかった! ぶーぶーぶー(クレーマー)。
出口のレリーフ。
男なのか女なのか、謎のガネーシャ的なだれか。
こんな山奥まで来て、なにやってるんでしょうねぇ。
このエリアの寺院めぐりは、バイクで見る景色がとにかくすばらしいです。おすすめよ。