うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

旅行者下痢症と電解質。スポーツドリンクは偉大


だいぶ前の話になりますが、5月のわたしはなにかと付き合いの悪い人間で、帰国後しばらくは旅行者下痢症というのをやっていました。世の中いろんな症状に病名がつけられているもんですね。
はじめの数日はその日の主要な移動を終えるまでは何も食べられない。打ち合わせも30分を超えると中座率50%。たいへんなことになっておりました。いままでは長くても2日程度で治っていたものが、なんと1週間。ネットで調べたら「ほぼ全部出てしまう下痢では電解質が足りなくなるので、スポーツドリンクを飲むように」と。




実際飲み始めたら、体調が少しずつ安定してきました。
とはいえ、電車に乗る3時間前には何も食べない。「それでは、GW明けに」なんてことにしていた外出打ち合わせがいくつもあり、ハラハラドキドキの毎日でした。おなかがユルいといまひとつ思考もトークもしまりがない。



なにがつらいって、「エアかと思いきやウエット」というフェイントが怖い。こんな恐怖はない。さらに怖いのは、逆パターンのときに「ウエットを覚悟していたのに、エアかよ!」と思う自分が怖い。なんてエゴイストなんだ自分。
わたしはなにを期待して、なにを恐れているのか。そうだ、わたしはこんなにしれっとしているようでいて、いつもなにか期待をしているのだ。便座に座ったらもはやどちらでもいいはずなのに、不毛な二元論をいちいち展開してしまうのだ。ええい地獄に堕ちてやる。(←ギーターの読みすぎ)
というモーハーが止まらなくなるくらい、身体の不調は精神にきますね。


このように、心のほうのヨガはまだまだのわたしですが、ムーラ・バンダは大活躍! ヨガはやっぱりいいねぇ。実用的だもの。
これまでスポーツドリンクの存在をないがしろにしてきたけれど、これは偉大な商品だということをいまさら知りました。