うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

「身体が硬いのですが」というためらいは不要です

わたしが初めて一緒にヨガをする人からたまに受ける質問への回答のハナシ。
インド人の先生にうっかりこの問いかけをすると「硬いのは身体じゃなくて、頭でしょ!」という即レスがズドーンと放たれたりしますが、日本人同士の場合はそうもいきませんのでね、わたしもいろいろ思いの伝え方を考えたりします。


初参加の際にたまに投げかけられるフレーズ。



「身体が硬いのですが、参加してもいいですか?」



クラスの濃度を薄めてしまいやしないかと、気を使って聞いてくださることは「やさしい人だなぁ」と思うのですが、回答は一律です。

こちらは気にしません。
他のかたと比べて硬いのはまあ、しょうがないと言いますか、みなさんそこからスタートされていますので、ご自身の中でお決めいただければと思います。
「食べ放題」へ行くのに胃袋の大小を気にするのとあまり変わらないように思います。


わたしは甘いものがたくさん食べられないのですが、たまに友だちが「あそこのバイキングがどうのこうの、キャッキャッ」と話していると、参加したい気持ちになったりします。たくさん食べられなくても、参加したけりゃすればよく、「甘いものが苦手な方はご遠慮ください」なんて言われることはまずないですし、ケーキを1個食べた人より10個食べた人がえらいわけでもない。




わたしは高校生のときにソフトボールの練習で股割をやっていたこともあって、わりとすぐヨガのポーズがべちゃーっとできてしまったのですが、中年になってから何年もかけて開脚前屈で頭が床について嬉しそうにしている人たちを見ると、「なんかそっち楽しそうだなオイ」と思います(笑)。
「胃が小さいから損」なのではなく「胃を大きくする楽しみがあるほうが得」のような。まるで、飲めるキャパが増えていくときと同じような楽しみが……(飲酒はすすめませんが)。


楽しみの主導権は、誰かに渡そうと思っても、心と身体はひとつなので切り離せません。
もし「硬い」という理由でヨガをはじめることをためらっている人がいたら、そのためらいは不要です。



最近は便利な検索サイトもあるので、近所にヨガ屋さんが見つかるかも。
検索サイトをリストアップしておきますね。
YOGA ROOM(ヨガルーム)
ヨガジャーナル日本版 スタジオ検索
YogaStation(ヨガステーション)
ヨガナビゲーター
ヨガジェネレーション
ヨガパーク
ヨガナビ
ヨガ・ファン