うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

足音のエレガントさは、強さかな。

壇上
『男性は「音」で自分の存在を確認する?』と思っていたのは自分のなかでまだ仮説だったのだけど、「たしかに」という意見があったので、男女あわせて「足音とエレガントさ」について書いてみます。


壇上で起こることを観察すると、これがとてもわかりやすい。
「かかとが床につくときのコツ、コツという音」(かかとの外側が減る歩き方)をたてる特徴的な歩きかたをする人は、その「音」で自分の存在を強く感じている。


以前いくつかの会場をまわってセミナーのセッティングをする仕事をしたことがあるのだけど、壇上が用意されている会場では、「歩く音」がコツコツと響く。
「わたしはいま、歩いています」ということが、歩いている本人にも強く感じられる。
音の立たない会場よりも、スポットライトが当たったような感じが強くなる。
それ以来、いつも音を立てるように歩く人を見ると「自己認識中かしら」と思うようになりました。


これを効果音や効果動作として、「いま大事なことを話していますよ」という場面で使っている人もいると思います。逆に、「音を立てないように」と気にする人もいるでしょう。



先日ヨガ仲間と足音の話したら、「たしかに、子供でも男の子は壁に爪を立ててガガガガーッと走って音を立ててみたりするけど、女の子はあんまりやらないよね」と、話をふくらませてくれた。この場合は手の摩擦振動を楽しんでいるのもあると思うけど、先の足音の件とも似た要素がありそう。



酔っ払って足を引きずる音を立てるのも、「酔っ払っちゃったなぁ〜。ズズズーッ」っとね。



女性の靴音についても考えたことがあるのですが、女性はヒールで「音を立てないように気を使う」とき、腸腰筋の力が伴っていないと、膝を曲げることでごまかさなければいけなくなります。それと連動して腰も曲がる。顎が出る。なので、腸腰筋がないのであれば、音がしちゃったほうが身体リスクが少ないのかも。
男性がエレガントであるということは、自己の存在を外部へ俺が俺がとに示さずに認めることができることなのかもしれません。



女性がエレガントであるために男性よりもトレーニングが必要になるというのは、避けられないようです。
こりゃあもう、しょうがない。


「おっしゃるとおり」と思った女子は、とりあえず
ナバアーサナを笑顔で5セット!  ゚v  ゚v  ゚v  ゚v  ゚v 
頑張って。


▼練習しよー
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