うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

陰ヨガ(Yin Yoga)初体験

こっちのほうがおすすめしやすいかも
コラロ用賀で行なわれた「陰ヨガ・ワークショップ」へ行ってきました。はじめての陰ヨガです。講師は、まきえ先生というかたでした。とても明るい雰囲気の先生で、かわいらしいインドのアクセサリーが良く似合っていました。お部屋もキャンドルでムーディ・ナイト。あのままお泊まりしたかったです。
先生が、冒頭で陰ヨガについて説明をしてくれました。
わたしが普段行っているようなハタヨガやアシュタンガなどは「陽ヨガ」で、「陰ヨガ」と言われているものは、骨や筋肉を繋ぐ結合組織や筋肉を包む「筋膜」にはたらきかけ、外側の筋肉とはまた別のアプローチで可動域を広げていくものなのだそうです。経絡とも関連しています。とのこと。
このへんのお話をきいているうちに、「陰ヨガ」という名称は、まるで「ごはん」のように、どんなヨガとも組み合わせたほうがよいですよ、という意味で「カレーとライスみたいなものね」と思ったりしました。


さてさて、中身のお話。
ワークショップは1時間45分くらいでした。感じたことを箇条書きにします。

 ●めちゃめちゃゆっくりなハタヨガかと思いきや、たしかに圧のかかる部分・角度・重さのかけ方がハタヨガとは違う。
 ●こんなに自分の身体の左右差に気づかされたのは、久しぶり!
 ●左右差メモ1:左の肩だけ、内巻き。ねじれてる。
 ●左右差メモ2:右ひざ関節外側が、左に対して開かない。
 ●左右差メモ3:右足首関節外側が、左に対して開かない。
 ●ブロックを背に置いた魚のポーズのような状態を放置(キープ)でリラックスするのは、かなり気持ちいい!
 ●胸を開く、という行為を 吸って開く→さらに吐いて開く という流れが、気持ちいい。
 ●痛みにとらわれたときは、呼吸を11からカウントダウンしていく、の「11」が気になった。
 ●自力整体のようだ。
 ●じっくりなので、精神的な面からヨガに興味を持った人に「動く瞑想」として紹介するなら、こっちのほうがおすすめしやすいかも。


最後の項目を「こっちのほうがおすすめしやすいかも」と書いた理由ですが、「とらわれている時間をもてない」ところがヨガのいいところで、「流す技術」の習得プロセスであると思うことがあるため。動いて吐いたら、吸わないといけない展開になる。もう次がやってくる、あの「わんこそばな感じ」のおかげで無になれるから。

左右差メモ1は、沖先生の本で読んだ自己診断と「いびき」の状態などから気づいていたのですが、こんなにもとは! という感じ。左右差メモ2と3は、「寝ている亀のポーズ」をやる過程で数年前から気づいていたのですが、そこに長時間圧をかけたのが初めてで、勉強になりました。
今日ははじめて陰ヨガをやってみて、月に1、2回、このくらいじっくり、ゆっくり関節に向き合う時間を持ちたいな、と思いました。