うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

骨盤にきく 気持ちよく眠り、集中力を高める整体入門 片山洋次郎 著

これはヨガ仲間のめぐこが貸してくれました。ちょうど整体の勉強をしている時期だったので、とても助かりました。
この本の著者、片山洋次郎さんの本は、以前「整体 楽になる技術」という本を紹介したことがあります。めちゃくちゃロックな人なのですが、この本ではそのキャラクターが封印されていて、ちょっと残念(笑)。

まったく整体の知識がない人でも、占い感覚で楽しく読める内容です。
「体癖」にはライフスタイルや性格が出るそうで、整体の本をよく読むめぐこは「うちこはナポレオンタイプだ」と言うのですが、本当に丸まって寝るんですよね。寝つきは異常にいいです。のび太クラスです。
6時間以上寝るとだるく、5時間半くらいがベスト。だいたいいつも2時に寝て7時半に起きます。乗り物の中で寝ると異常に回復が早い気がしますが、完全に落ちると終電まで行くタイプなので、いつも本を読むようにしています。

今回も面白いことが書いてあったので、いくつか引用紹介します。

<72ページ 「はまり込むけど長続きしない」人の骨盤 より>
人は、「やらなきゃいけない」と思って、無理やりがんばり続けていると、誰でも頭のてっぺんのところが尖ります。頭頂骨の身長を測るときに当るところ、穴(ツボ)でいう「百会」というところです。
ところが、自分が楽しいと感じて、何かを夢中になってやっているようなときには、骨盤の上が縮む状態になっているのです。
(中略)
骨盤底部の緊張によるがんばりは、達成感と快感が非常に強いという特徴があります。興奮と快感という、止まらない上昇志向と「依存」を生みやすいのです。
食べ物、買い物、アルコール依存、恋愛依存などの嗜癖・依存も、身体から見れば、すべて骨盤の底部が慢性的に縮みっぱなしになってしまっている状態です。
こういう人は常に外側からの評価に依存しやすく、周りに振り回され、自分を見失いやすい。キャリア志向が強く、努力家で才能があり、社会的評価も高い人が多いのですが、感情の起伏が激しく、体調が不安定で、拒食や過食も起きやすくなります。集中しはじめると止まらないので、何事につけやり過ぎ、言い過ぎるきらいがあります。
どこまでいっても空っぽだから、さらに興奮を求めてまた過緊張へと自分を追いやる。そういう悪循環に陥ります。
骨盤上部の縮みによる快感は、しずかな高揚と気持ちのいい疲労感、満足感を残すのに対し、底部の縮みによる興奮は、その後に虚脱感、焦燥感を残します。

三点倒立をすると、「百会」がちょうどいい感じで押されることになります。だから、頭がスッキリして、リラックスできるのかな。うちこは倒立の状態で瞑想をするのが大好きです。ヨガ整体。
骨盤上部、底部の話は興味深いです。職場に、「常に外側からの評価に依存しやすく、周りに振り回され、自分を見失いやすい」「過食の人」「言い過ぎの人」「感情の起伏が激しく、体調が不安定」なかたがいるので、勉強のためにぜひ触らせてもらいたいのですが、こうゆうのはやっぱり逆セクハラとかになっちゃうんですかね。普段できれば関わらないようにしている女子に、いきなり「触らせて」ってのもなんだしなぁ。

<139ページ 春の身体はのぼせやすい より>
身体がどんどんゆるんでいく時期とは、すなわちテンションの下がっていきやすい季節ですから、本当は入学、就職、転勤、引越しといった、環境が大きく変化するにはあまり向いていない時期といえます。現在の日本の四月新学期制度は、明治の初めに決められたものですが、そういう社会的節目は、むしろ秋から冬のほうが望ましい。そうすれば、「五月病」にかかる人も、ずっと減ると思うのです。

賛成! 新学期が、9月のめちゃくちゃバテてる時期ってのも、ナンだなぁと思います。ちょうど今ごろがいいように思います。

<160ページ 「休むべきとき」にきちんと身体を休ませる より>
身体の変動期を否定的にではなく、調整期として能動的にとらえることで生活も生き方も大きく変わってゆきます。
たとえば、身体が「おばさん化」することは悪いことでしょうか。骨盤がゆるんでお尻がたるむということは、身体の反応が少し鈍くなって、楽になることもあるのです。身体が老いのプロセスを踏んでいくということは、省エネモードで生きられるようになるということです。
骨盤が縮んだり、ゆるんだりするストロークが小さくなるということは、体力がなくなることであると同時に、体力をあまり使わないで生きることができるということでもある。

ラソン大会で毎回、「なんで年寄りがこんなに速いんだよ!」と思うのですが、きっと省エネモードの走りの熟練なのですね。


整体の勉強を始めてから、ここ1ヶ月で10人ほど触らせてもらったのですが、意外なところが硬かったり、柔らかかったりで発見がいっぱいです。ヨガ仲間を触らせてもらうと、ポーズの得意不得意との関連性が見られて面白い。
後ろからみんなのポーズを見ていると性格の傾向がつかめて、これもまた勉強になります。うちこDB(データベースのことね)というのがあって、これはよくヨガ仲間と話します。うちこ式ヨガ占いで、最強に性格がわかるポーズは、ずばり「T字バランス」です。そのうち機会があったら書きますね。

骨盤にきく 気持ちよく眠り、集中力を高める整体入門
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