うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

シルシ・アサン2(三点倒立2)

シルシ・アサン2(三点倒立2)
ヨーガ大全」にあった、5つの三点倒立のふたつめ、シルシ・アサン2(三点倒立2)です。
足の裏を合わせます。ここでのポイントは、腰が引けてはいけないこと。むしろ、前側に来たがる合わせた脚の膝を後ろにおしやるべく、腹と腰をさらにグッと据え、股関節を最大限に開いてキープします。
脚をたたんでいるぶん高低の触れ幅が少なくなるので、腹さえすわってしまえば物理的にはバランスが取りやすくなるのですが、「股関節の開き」が絶対条件になってきます。

倒立は、ラブなんですねぇ(笑)。ラブというか、身体の部分部分と気持ちの信頼関係。
あとは、「やろうかな」「できるかな」という気持ちではなく、「やる」という気持ち。倒立は、「やる」という意志について、細かいところまで精度を問わずにはできないポーズだと思います。できなかったら、「できる」ときが来るまであせらずに、「やる」という気持ちで向き合う。
信じられるのは自分だけ、やるのも、自分だけ。いつも別の方向に向いている各部分の力を、このときばかりは逆さまになるために統合する。周りを巻き込まず、身体ひとつで学ぶことができる要素としては、とっても貴重なものだと思います。

なーんて真面目に書こうと思うと書けちゃうのですが、「さかさま、たっのしー!」という、やんちゃな気持ちでもできます。いずれにしても、腕の筋力と腹筋は絶対に必要です。バランス感覚は、子供のようなハートで補えます。