ここでは、インドで食べたごはんを紹介します。毎回写真には撮っていなかったのですが、1食をのぞいてはすべてステイ先のマタジ(お母さん)の手料理と、そこからさらに出かけた旅行先のおうちでいただいていました。
一度だけ、「マタジのごはんがいちばん美味しいのだけど、せっかく来たのだから南インドの料理も食べてみるといいよ」といってラフルが南インド料理のレストランに連れて行ってくれました。
▲朝食の一例。バターシュガーサンドにチヂミ食感のお好み焼き風のものと、ちょっとボケたりんご。
▲軽食もチヂミ。具沢山。奥のスナックは超定番ぽい市販のもの。パサパサしてました。
▲ジャイプールの親戚のおうちで出てきた口直しのお菓子。甘いのと、ミント入りのすっきり味のもの。
▲ある日の夕食。グリーンカレーにチャパティとライスとサラダ。新聞とスチールの食器をベッドの上に敷いて食べてました。
▲ある日の夕食。ベジタブルカレー。たしかプリかチャパティもこの後出てきたはず。
▲食べ方も食べる場所もかなり自由。食事は家族でも男女が一緒に食べることはありませんでした。
▲おかわりは、わんこそば式。ルーやチャパティがなくなると追加でよそっていきます。この写真は「もうちょっと食べなさいよ(母)」「いや、もう、少しでいいよ(息子)」という光景。
▲デリーの中心部にある、とても有名らしい「NATSU'S」というレストランで、「ドサ」という南インド料理を食べました。でっかいポスターを丸めたようなパリパリの生地にヨーグルトとカレーをつけて食べます。別の日に、同じレストランで「インド風パリパリ水餃子」といった風情のスープ入りミニドサを食べたけれど、それも美味でした。
▲間違いなく栄養バランス満点の「トマトチーズカレー」。野菜と乳製品だけで、毎日ちょっと工夫を凝らしたカレーが出てきて、不思議なくらい飽きませんでした。チーズは豆腐のような食感。
ステイ先のシャルマ家は完全なベジタリアンなので、とにかく毎日ヘルシー。
犬までベジタリアンで、お母さんがカレーを作るのにカリフラワーを向いていると、犬のアクソが舌を出して「くれ、くれ」とアピールしてきます。
小さな破片をひょいっと投げると、「ワンッ」とパクついておいしそうに食べます。これが、もうたまんなくかわいい。アクソはいつも、わりと食感のあるかための野菜を食べていたように思います。とにかく「カリフラワーが大好物」らしい。
マタジは、私たちが居る間はわりとスパイス控えめのお料理をしてくれていたそうです。うちの母はこの家で食べた料理に影響を受けて、日本に帰ってきてからもターメリックでごはんを炊いたりしています。毎日母と「しかしなんでこう毎日カレーなのに、飽きないよねぇ。不思議」と話していました。カレーはお豆が入っていたりチーズが入っていたり、知らない野菜が入っていたり。
ナンも焼くそうですが、わたしがひどくチャパティが好きになってしまったので、途中からはいつもチャパティとごはんでした。
ステイ中、何度か台所でお料理を一緒にさせてもらいました。楽しかったなぁ。
ちなみにお菓子は市販のものをディワリの手土産にいろんな親戚が持ち寄っていましたが、どれもいまいちであまり食べませんでした。とにかく甘くて。
いま思っても不思議なのが、毎日この食生活でもロヒトがムキムキマッチョなこと。エクササイズをしているとは言っていましたが、おなじ兄弟でもラフルとサプナはすごく細身でスマート。もしかしたら、外でのランチはもうちょっとスタミナ食なのかもしれません。