うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

いぞがば回れ。Standing Head To Knee

Standing Head To Knee
たまには真面目にポーズのことも書きます。ポーズのことは、今もまだなお勉強の真っ只中で、学ぶべき課題も多いのですが、今日は「おでこを膝につけるポーズ(Standing Head To Knee)」について書きます。なぜ今日このポーズのことを書こうと思ったかというと、今日私のレッスンに大先輩が来てくれて、彼女は私が今の道場に体験レッスンに来たときの先生なのです。
彼女は、1セット目では「第一段階」、2セット目では「第二段階」のみを行っていました。大ベテランなのに。このポーズは4段階あると言われていますが、わたし的には5段階あると思っています。
1)片脚の裏に組んだ手をセットし、立っている膝を伸ばし、両肩の高さをあわせ、鏡を見る(さらに言うと、立っている脚の太腿を引き上げ、膝のお皿を後ろに押し込む)
2)踵をおへその高さへ押し出す。つま先を手前に引き寄せる
3)息を入れながら背骨を伸ばし、かつつま先をさらに引き寄せ、吐く息で肘を曲げ、ふくらはぎを肘でぴったり挟む。脇も当然閉まる
4)息を入れ、吐く息で目線をおへそへ。おへそを奥へ引き、顎も最大限に引き、おでこを膝に置く。
5)4、3、2、1の動作で着実に戻ってくる。
このポーズは、まだ私も5が完全にできない日のほうが多いです。ものすごく難易度の高いポーズです。でも、1を完全にせずに2へ進む人がとっても多い。なので、今日は先輩の謙虚なステップに感動しました。ものすごくしんどいポーズなので、できる日もあればできない日もあるポーズです。師匠も「ヒザマッスグ!Wait!」と言いますが、本当にその通りで、1が完全にできなければその先は全く意味がないといっていいポーズ。
ヨガは自分に向き合うものと言われていますが、「自分が物事の本質に忠実に向かっているか」を問うものでもあると思います。
今日は先輩のポーズに励まされ、なにごともやはり本質を問いながら明日からも頑張ろう、と思ったのでした。