うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ヨガの喜び 沖正弘 著

この本は初版が1989年。
十数回の増版で、今もなお着々とじんわり売れている超ロングセラースタンダード書籍。
著者はあまりにも有名で、ガンジー師に会いに行った際に学んだことの記述も後半にあります。
文章こそ少し昔っぽさがあるものの、書いてあることは「家庭の医学」ならぬ「家庭のヨガ学」といった内容。ポーズとそれがもたらす効果についてだけでなく、食事や生活習慣と関連する多くのことが書かれておりかなりお得(540円!)な一冊です。
最近のブームでヨガを始めて長続きしそうだなと感じ、もっとヨガについて知りたくなってくる頃にこの本に出会う人が多いのではないかと思います。

この本の各見出しは、シンプルかつ的確。
特に『動物は「生存者」だが、人間は「生活者」である』という挿絵の下に書かれた一行が印象に残っています。
以前日記に書いた本書のお弟子さん著「生き方としてのヨガ」に書かれていた、人間以外の動物のもつ動きの実践を通して生き物の体の機能に気づき、姿かたちに関係なく生き物としての力を高めていくというヨガの行いそのものについての解釈を記憶していた後だったので、この一行はほんの一例ですが、全体を通してこの師弟著者の記述には「本質が語り継がれているんだなぁ」と感じられることばかりでした。


沖正弘先生の関連書籍はこちらにまとめてあります。