モーパッサンの濃すぎる短編集と同時進行で読んでいました。
毎年このエッセイを読んでいたのに2024年と2025年は未読のままでした。
この2年でAIツールが普及し、AIによって作成された不快な広告が増え、詐欺も増え・・・という実感があるので、71番目にあったエッセイ「ウェブに際限なく出現する広告の弊害を、皆さんはよく我慢できるものだ、と思う。」に、特に強く頷きました。
もうInstagramも旅行中に投稿するのに開くだけで、人のは見なくなりました。
「60代の感覚」が書かれているところも、興味深く読みました。
ようやく大人になれたな、と自己評価したのは六十歳を過ぎてからのことで、つい最近である。
中学時代の先生の話も面白く、昭和の時代は今じゃ考えられないような教師がいて人間らしかったしキャラが濃かった。
この本では、若い女性がポルシェで先生を迎えに来てたとか、ヤクザというあだ名の先生から殴られたのは一回で済んだとか。
そういうのってわたしの世代でもまだ少しあったな・・・。
今回メモしたいと思ったのは、このフレーズでした。
抽象的な希望を持っていれば、どこでもなにかを見つけられる。具体的な希望を持っているほど、多くのものを見逃す。未来の見方とは、ぼんやりと全体を眺めることだ。
やっぱりこのシリーズは気楽に読めて、いいな。
