高野文子さんの『ドミトリーともきんす』で知った植物学者・牧野富太郎さんの記念庭園へ行ってきました。
大泉学園という駅ではじめて降りました。駅の周辺は思いっきり近代化していたのだけど、住宅街の中を歩いてみたら、なつかしい雰囲気が満載。
東京って、ほんとうにいろんな場所があります。
楽しい、小さな植物園
ムラサキシキブが、たわわに紫の粒を見せつけてきました。かわいい・・・
「にしきまんさく」という木の葉の透けかたが美しくてクラクラしました。
これは「いいぎり」という背の高い木です。木肌がコルクのようで、赤くてかわいい実が高い所に成っていました。
秋は実が成っている木を見るのが楽しくていいですね。
お仕事の展示では緻密な絵に魅了されるとともに、道具にも目が釘付けになりました。
家の中を再現する展示もありました。ここ、楽しいです。
大泉学園といえば
ここは、アニメの街なんだそうです。
電車を降りるときに、ゴダイゴの曲が流れました。
食べ物屋さんもたくさんあって、おしゃべりしながらお散歩するのにちょうど良いコースでした。
この日は20年以上前に大泉学園駅に住んでいたことがあるという友人と来て、もうなくなっているだろうというアパートの跡地へ行きました。アパートはやはりなくなっていて、大家さんと同じ名字の邸宅が建っていました。
わたしはそこへ行くまでの間に、向田邦子ドラマ『隣りの女』(大泉学園が舞台)で桃井かおりさんがゴミ収集車に置き去りにされた場所に似た雰囲気を見て、勝手に聖地巡りのような気分で歩きました。
▼今日ご紹介した場所