昨年の夏からヘナで白髪染めをするセルフカラーを始めました。
わたしの場合は生え際の前面に密集ポイントのある関口宏スタイルで発生し始めたので、頭全体に対して前面の25%ほどの面積にヘナカラーをしています。
1商品を5回で使い切るペースで、今はふたつめの商品を使っており、3回使ってみたら特性が見えてきました。
いまは4週間か月に1回くらいを目安にやっています。
最初に使ったのはレインボー・リサーチというメーカーの粉で、以前書きました。
いまはライト・マウンテンというメーカーの粉を使っています。
最初にヘナの粉を買うときに、同じ量・同じ価格のものが二つあったので、両方買っておいたのでした。
染まり方の結論から言うとどっちも良いです。
が、作業のしやすさ、扱いやすさの点で少し違いがありました。
Light Mountain ナチュラル・ヘアカラー & コンディショナー
こんなパッケージの商品です。
Rainbow Researchはプラケースでしたが、こちらは紙箱でプラスチック袋に入っています。説明書・手袋・ヘアキャップ(にしてはゴムのない謎の袋)が同梱されていました。
ざっくりした手袋
ざっくしりた袋状のなにか
取扱説明書(iHerbで買った商品なので英語です)
手袋などの備品は、日本のように衛生小物が100円ショップで買える環境にいると「なんじゃこのざっくりした物は?!」と思いますが、そういうお店がそこら中にある国・地域はそんなに多くないので、なので気の利いた商品なのだと思います。
パッケージのイラストがいい感じのアート風なのも気に入っています。
商品比較
独自の評価基準で表にしてみました。レインボウ・リサーチのほうがキメが細かく、その粒度の違いが、以下の点でそれぞれ影響しました。
比較項目 | レインボウ | マウンテン |
---|---|---|
1.粉の扱いやすさ | ◯ | △袋入りなので舞う |
2.溶かしやすさ | ◯キメが細かい | △左のよりは粗め |
3.髪への塗りやすさ | △ | ◯髪に引っかかりやすい |
4.畳のかほりに包まれる度合い | ◯強い | △そうでもない |
5.手指爪への転移のなさ | △爪の間に入る | ◯爪の間に入りにくい |
6.倒立時のマットへの転移のなさ | △少し移る | ×何か敷いたほうがいい |
7.髪のボリューム増量感 | △ | ◯ |
<補足>
1.粉の扱いやすさは、ライト・マウンテンのパッケージは袋から溶かす用の器に移動させる際に、ホットケーキ・ミックスのように舞うよ、という意味です。蓋を開けてスプーンで移しやすいレインボウ・リサーチはその点で気の利いたパッケージだと思います。
4.畳のかほりに包まれる度合いは、わたしは畳の匂いが好きなのでポジティブな項目ですが、苦手な人にはライト・マウンテンのほうが良いかと思います。
5.手指爪への転移のなさは、染めている時も染めたしばらく後のシャンプーも手袋をしているので問題ないのですが、それ以外の時に髪に指が触れた時に移る色のことです。染めた後の数日は、うっかり頭をかいたり髪を縛る時に、指に色移りします。
6.は三点倒立やウサギのポーズの時に、明るい色のヨガマットに移る色のことです。
結論:どっちもいい
わたしの結論は、どっちでもいいかなという感じ。
いまは白いニットキャップをかぶることが多いため、色移りを考慮すると冬はレインボー・リサーチのほうがいいかなと思ったりもするけれど、大した決め手ではありません。
頭皮へのポジティブな影響を望む人やロングヘアの人には、キメの細かいレインボー・リサーチがおすすめ。髪が短いor部分染めで、まずは髪に塗る作業が楽なものからトライしたいという人には、ライト・マウンテンがおすすめです。
▼iHerbで買っています。
わたしは黒染めなので、ヘナをコーヒーで溶いています。ヘナ染めの世界はレビューがお料理のレシピ状態になっていて、明るい色に染めたい人は紅茶で溶いていたりして、これがなかなか楽しいのです。