友人のすすめで読みました。ふたりで「おばさんデイズ」を書店で開いて爆笑したのをきっかけに、この本のマンガを描いているまめさんのファンなのです。
笑った笑った。面白かった~。
スピノザの一元論、シェリングの自然哲学、ショーペンハウアーが芸術に求めたソリューション、ベルクソンの “今ここ” の考え方など、ヨガと共通するものが見つかります。
なかでもメルロ=ポンティ「私の身体と世界は同じ肉でできている」は、ヨガと反対側から半周回ってぶつかる。
精神を微細体・肉体を粗大体ととらえ、解釈が生み出す幻想を世界としているヨガと、経緯は違うけれども言っていることがそっくりです。
哲学って、笑いながら読むがいいんですよね。