うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ママチャリ身体論

わたしはよく身体を自転車にたとえます。普段車に乗る人は、車の方がわかりやすいのかな。
ヨガの練習をした後は「油をさしたような滑らかさ」が出る。車種はママチャリでぜんぜんオッケー。シティサイクルというあれです。電動じゃない、普通のもの。
マウンテンバイクな人やロードサイクルナな人が来てもそれなりの道筋を提案できるように練習はしていますが、基本的にママチャリでカモン!

ヨガクラスの案内には「人生初ヨガのかたもどうぞ」と書いてきました。


わたしが気にするのは

 

 

 少ない距離でも、毎日乗ってる?

 

 

ということ。
肉体という乗り物が、ずーっと湿った車庫にあって錆びている状態でなく、日光や風にコンスタントに当たっているか。
わたしは「身体が開くと心も開く」というのがヨガの大きな効用だと思っていて、動かしているうちに

 


「滑らかなママチャリ」になり、
「滑らかでないところがわかる、違いのわかるママチャリ」になり、
「ちょっと遠い、大きめのスーパー」まで出かけていけるようになり、
「荷物が多くてもバランスを取れる」ようになり、
「隣のオバチャンのリンゴも一袋、代わりに積む」ことができるようになり、

 


  ↑
 ここまでは、わりときれいごと

 そして意識の面では

 


「どのくらい走ると痛んでくるか」がわかるようになり、
「どのくらい荷物を積むと歪むか」がわるようになり、
「ずっと使えるママチャリ」を意識するようになり、
「そのためには、毎日少しでいいから動かすこと」が大切であることに気づきます。

 


最後のことは、車やバイクの方がわかりやすいかな。寒い時期で乗る機会が減っても、エンジンだけはたまにかけとけ、と。
頭が鈍くならないために、身体を動かす。わたしは毎日、ヨガをしたり歩いたり走ったりしています。

 

 

上達って、こういうこと。

     ↓

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シンプルな自転車でもこんなことができちゃうんだから、動かせば楽しいのです。

ヨガクラスが開催できなくなっても「わしママチャリなのにええとこまで、できてた!」という感覚を忘れないように、おねがいいたしますよー。