むかしの裁判に控訴というシステムがあれば、なにも大勢で結託してあんなことせんでも…という赤穂浪士(赤穂義士)ゆかりの神社へ行ってきました。これだけで年末っぽい旅行記になるのだから、赤穂浪士も忠臣蔵も、もはや季語。
忠臣蔵はぜんぶ見たことがなく、このたびはじめてその話を知りました。綱吉のジャッジが雑すぎてえらいことになってもうたな、と思いながら境内のなかを歩きました。最初に手を出したのはこっち側だったんかーいというツッコミの気持ちも少々…。
それはさておき。
入口にはメンバーがズラリ
約50人となれば、ちょっとした中小企業。石原軍団に近い雰囲気があります。
好きな人はみんな名前がわかるんだろうな…。AKBくらいの人数だしな…。
ファンは推し浪士の話で盛り上がったりするのでしょうか。
神様もいます。そりゃそうか。
一文字流しがおもしろい
この説明がえらくツボに入ってしまいました。
わたしは吉良に対して怒っていませんが、とても具体的な例文。
「吉良への怒りが消えますように」
こんなふうに怨恨に直接アプローチできる神社はなかなかありません。
水みくじ、心願鈴はラブリー
ロマンチックでラブリーな祈り場もございます。
そうそう毎日、恨んでばかりもいられないもんね。
これは心願鈴
神社の敷地の中には義士宝物殿や資料館があります。
この神社はJR播州赤穂駅から1キロのところにあり、駅から歩いて10分少々。今年の怒りを今年のうちに流したいわっというかたは、行かれてみてはいかがでしょうか。
神戸三宮からも岡山からも約1時間半です。