インドから戻って以来、ほとんど本が読めなくなっています。洗濯物が2時間でバリッバリに乾ききってしまう猛暑のなか毎日過ごすという経験が初めてで、まだ頭が戻らない感じが続いています。熱中症になっていたのかな…。
いまは週に1冊ペースで本を読んでいますが、以前はもっと読んでいたのでほとんど読んでいない感じがします。
発信することに対しても、少し変化が起きています。リアルの対話や作業をしたいモードが強くなってきました。
インドで自分の状況を観察する日々が長かったせいか、コミュニケーションって自分と自分の領域にもたくさんあるんだよな…ということが、やっと身に沁みてわかってきた。
- 頭の中のことを、頭の外に出して、他者と音で共有すること。
- 頭の中のことを、頭の外に出して、他者と文字で共有すること。
- 頭の中のことを、頭の外に出して、文字にしてひとりで読むこと。
- 頭の中のことを、頭の外に出して、自分の耳で聞いてみること。
- 頭の中のことを、頭の中に出して、自分だけで見て見ること。
- 頭の中のことを、頭の中に出…、ん、出るの? 出てるの? 先っぽだけ出てそう。なんだこれは(便秘?)
この、便秘のような先っぽのものを観察できるようになってきました。何を食べたら、どんな運動をしたら便が出るかと自分で考える。
それぞれの段階に欲望・作為・感情が掛け合わさって、前に進むために仮想敵を想定することが多かった思考も、近ごろはそうでなくなってきました。「自分が半分、他者を兼ねる」という状態に慣れてきた。その他者に、敵でもなく味方でもない人が増えてきた。
自分を律してくれる存在はもちろん必要で、自分が悪魔的な思考をしているときには抑止する存在がなければ犯罪者にもなれてしまう。だから気を緩めてはいけないのだけど、悪魔になるにもひがみ根性が必要で、その根性がなくなるくらいバテた。
根っこの性向はそう簡単に変わるものではないから、すごい勢いでポジティブになることはないのだけど、少しデフォルトの能天気度があがったように思います。
気候の力というか、太陽の殺菌力はすごいな…と、毎日感じています。ますます太陽信仰者になっています。
そんなこんなで近ごろは本が読めなくなったので、雑誌をよく買っています。
これよかった。どのトピックもナイス。
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