うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

サーバルマティー・アシュラム 通称:ガーンディー・アシュラム(アーメダバード)


ここはとても居心地がよく、アートギャラリーと公園へ行くような気持ちで二度行きました。とても美しく洗練されたすばらしい場所です。
グジャラート州で海外からの客人を案内するなら、迷わずここね! と納得の美しさ。(参考:昨年のモディ首相&安倍首相
中心部にあるバス停からバスで行けます。バス運賃はラール・ダルワーザー・バススタンドから乗って、11ルピー(約20円)でした。






目の前にバス停があります。
ここはとてもゆったりとした広い観光スポットになっています。





新潟県民はつい良寛さんを想起しますが、ガンジーさんです。









たくさんの人が展示を見たりくつろいだりおしゃべりをしたり、お買い物をしています。ちょっとした楽園で、何時間も過ごしたくなります。






ここではさまざまな展示を見ましたが、塩の行進の様子を長く映像にまとめたものがあって、ムンバイとアーメダバードの距離をこんなふうに行進したのかと、歩く様子やスピーチに集まった人数のすごさなど、ありありと感じることができました。
当時は今のように活動を伝達する手段もないなか、人を巻き込んでこのように! というやり方のすごさというか、あらゆる面での強さと行動力に打ちのめされつつ、完全にハートを持っていかれ、その求心力の塊のような姿のレプリカを見ているだけで心が鼓舞される空間でした。







展示もこじゃれており、すてきな美術館のよう。






アートギャラリーのようです。
道具や言葉の置き方も見やすく読みやすく、多すぎず。手書きの手紙をすてきに壁面にデザインして置いてあったり、キュレーションのセンスがすばらしい!



お土産物ショップの近くでは、こんなかわいらしいリサイクル・アート作品も販売されていました。


ペットボトルをリサイクルした植木鉢。





ガンジーさんもときどき大変なことになっていて、これは閑散期。





抱っこしてー。わーい。





いいなー! わたちもー。





わたちもー! わたちもー! ぼくもー!
(繁忙期になると大変そうです)





タゴールさんの言葉もありました。
書店にはタゴールさんのほかヴィヴェーカーナンダさん、ラマナマハルシさん、アンベードカルさんの書物も並んでいました。




帰りもバスで帰りました。会場で一緒に写真を撮ったご家族とバス停で再会し、行き先が一緒だったので同じバスでわいわい帰りました。どのバスに乗ればよいのかわからなかったので助かりました。
外国人を珍しく感じる人が多いようで、一緒に写真を撮ろうとわらわら人が集まる、ということがアーメダバードではけっこうありました。15年前に初めてデリーへ行ったときと同じくらいあり、ここではまだのっぺり顔の人種が貴重な存在として扱われます。みなさん撮った写真をスマホ画面で見せてくださるのですが、わたしの顔のところだけボカシが入っているのかと思うほど周囲だけがくっきりしていて、毎度のことながらインドでは自身の顔の力の弱さを痛感します。


▼今日紹介した場所


2017〜2018年の西インド旅行まとめインデックスはこちら