あまり外国人のいないランソン(Lang Son)。話しかけてくる人たちも「ニイハオ。あれ? 中国人じゃないの? あ、あなたは韓国ね。わかるわ。え? 韓国でもないの? ジャパン? って…、なに? どこ?」みたいな反応。
わたしは同行者を経由して産まれてきたらしいのだけど肌の色がどうにも違うので、二人で旅行をしていても「あ、あなたは韓国ね。わかるわ」と、わたしだけ言われます。母はどの国の人だと思われているのかなぁ。わたしから見てもたまに現地のおばさんに見えてしまい、忘れて置いていきそうになります。そんなこんなのアジア旅。
今日紹介する三清洞は、ランソンの観光エリアにある「ファイロン湖」の近くにあり、てくてく歩いていけます。「地球の歩き方」に載っています。
この洞窟周辺は日本の田舎町を歩いているような気分になる景色ですが、ここはベトナム。早朝からダンスやエクササイズを終えて異様にスッキリとした明るいオバチャン集団とすれ違います。
静かな湖畔♪ のはずが、朝からイエーイ! ワーオ! とアクティブな声も聴きつつ湖畔を歩きます。
測量の授業をしている学生さんたち。まだ朝7時前。ベトナムの人は、朝型なのよね…。
というか、昼は暑くて外にいられない!
入場料2万ドン(100円)。
あまり人が来ないのか、受付に人がいません。向かいのお店の人が「人が来たよー」「観光客だよー」、みたいに中の人を呼び出していました。
三蔵法師っぽい服装の人キタ! やっと寺にきた感じがする。
この寺院は横の階段から上へあがってみる景色がよくて
わたしひとりだけ少し欲を出してさらに上まで行ったのだけど、立ち止まるといっせいに蚊が寄ってくる。
ものすごい勢いで刺されまくり、撃沈。すぐに降りました。さては聖地だな。
ここから別の洞窟(ニ清洞)へ向かったのですが、
その道の景色がとてもよくて
農村ぽい景色のなかにいると、ホッとする。
このあたりは山が丸くて、「まんが日本昔ばなし」みたいな景色です。