はじめてお会いした人、久しぶりにお会いした人から、よく筋肉痛の報告をいただきます。
わたしはヨガクラスの後にポジティブな意見を耳にしても、なんというか、「そうですか」です。
こんな会話をよくします。
参加者:楽しかったです! また来ます♪
うちこ:そうですか。あなたの心は楽しかったかもしれないけど、あなたの体が何を言うか、あす以降にならないとわかりませんぜ。ぐふふ。
参加者:・・・
うちこ:筋肉痛があるかと思いますが、それは筋肉があったということで。よかったですね。・・・と思ってください。
参加者:そっか!
翌日に筋肉痛がすごかったと聞けば「えーなにそれー、ヤングっぷりのアピール?」と返してしまう(なんていやなヨガ講師!)。
なかには「わたしはちゃーんと、年相応に2日目に筋肉痛になりましたよ」と、よくわからない正確さをアピールしてくる人もいて、中年の戯れが続きます。
マーキング
筋肉痛は自然現象なのですが、わたしは筋肉痛の報告を受けているとき、まるで意中の男子へのマーキングが成功していると感じる女子のような気持ちになります。わたしはそのきっかけをつくっただけなのに。むしろ見合い婆なのに!
もともとその人がその部分を普段あまり意識的に使っていなかったというだけで、100%わたしとは無関係の筋肉痛なのですがね。
たまに遊びに来てくれる人には、心の中で「その筋肉痛が続く限り、わたしのことを思い出してね」とそっと祈ってお別れしています。