うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

Cardio Barre(カーディオ・バー)


LAでハリウッド女優やセレブに人気のバレエエクササイズだなんて、まるで雑誌のキャッチ・コピーのようですが、この3連休にそんなエクササイズ「Cardio Barre」を新宿で体験してきました。
こんなのあるよ! 日本初上陸。という紹介イベントだったので定常クラスはまだないようですが、久しぶりの「慣れない動き」。
LAからいらした長身のモデルのような先生から明るくオシャレに煽っていただいて、土偶のわたしも頑張った!


ま、まだ20分しかたっていないの…。というペースでどんどん繰り出される動き。
一緒に行った人はフラメンコをしている人だったので、スピーディな動きにもサクサクついていく。隣のヨギは分刻みでぼんやりと存在がかすみます(笑)。最後は亡霊のようになっていました。

 


(結論)外側の筋力のなさを、しみじみ痛感して帰ってまいりました




おなじ「脚を後ろに上げる」という動きでも、ちょっとつま先を開くだけで尻に効いてくる。
「だ、だよね」と思って噛みしめていると、LAのお姉さんが Wooooooo! とかいってやってきて、すかさず煽ってくださって、実はひじを伸ばしてバーを持ったほうがよいことなどもちゃっかり指示してくださる。この「ちゃっかり指示」と「Woo!」の軽さがよかった。プロだね。
これは翌日大変なことになるのではないかと久々に覚悟をしていたのですが、少し前にトレイル・ランをしていたこともあり、意外と何ともありませんでした。バレエとトレイル・ランは使う尻のポイントが似ているのでしょうか。でもこういうおしゃれなの、たまにはいいですね。


そしてもうひとつ、「ひょえー。動いたぁ」という、この感覚。これが新鮮!
わたしはこの日、自分が教える側のヨガクラスをやった後での参加。同行者は翌日にもがっつりフラメンコの練習の予定を入れており、要するに二人とも「バレエ=お上品にちょびちょび動く」というイメージでナめていた。すかさず終了後にド反省。それはたいへん気分爽快な反省。「ぎゃー。ごめんなさい!」というくらい運動をするのって、やはり気持ちのよいものですね。


わたしは自分が教える側の時に、たまに「この人たちはこんなに筋肉痛だとかギャーとかいいながら、なんでまた来るのだろう。毎回苦しみを忘れるのか」と不思議に思ったりしていたのですが、



 毎回、忘れるんですよね!(笑)



過剰に自己と肉体を紐づけない瞬間に、忘れちゃう。しんどがってるそばから、すぐさま忘れちゃう。
意識が生まれ変わる感じがするのは、いいもんですね。久々に客観的にこういう気分を体験させてもらいました。
動きたいっ☆ という人が集まる場というのは、楽しいね。