うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

わたしはこの身体に乗って九州へ行った

先月初めて福岡でヨガクラスをしたときに、「大人の遠足」でお会いしたみなさんにこの話をしました。

この身体は好奇心を乗せて、"わたし" を運んでくれる。

 

 

先日の福岡のクラスでは、6年前に東京でお会いしたかたが入口近くで向かい合って太陽礼拝している姿をちらと見ながら、このかたたちがあのとき帰りがけに「いつか福岡でやってーーー!!!」と言ってくれていたから、ここへ来ることを考え始めたのだった、6年かかってしまったけれどやっと来れたと心の中で思いながら「すって~、はいて~」といつものようにやりました。

スタジオの奥側では、かつて銀座でお会いしたかたと、アシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨーガのアーサナの順番を知っていると言ってくださったかたにマットを置いてもらうことで、現在の銀座と同じ配置で(=Tattvaa Yogashala と同じ配置で)クラスを進行することができました。

 

このブログを書き始めてから、早いもので12年以上が過ぎています。なので福岡では、この場にはものすごく前から、なんなら10年以上前から読んでくれていた人もいるかも知れないと思いながら話していました。

 

はじめての土地では、とくに初回はとても緊張します。数年前の広島もそうでした。広島の場合は最初の好印象が特別でした。会場を貸してくださったヨガスタジオのかたが、初対面の日に「ブログの人ですよね。うふふ」と、実は読んでくださっていたことを当日準備中に話してくれたのでした。
3年くらい前まで、地方開催での会場との縁はとてもむずかしいものでした。東京から数ヶ月前に問い合わせると、特にヨガスタジオは高打率で断られるか無視されてきました。ウェブサイトにスタジオレンタルの案内ページがあっても、実際に問い合わせるとどなたからの紹介かと訊かれたり、初回は振込みでなく事前にレンタル料を払いにここまで来てくださいと言われたり。そりゃそうです。貸すほうのリスクのほうが大きいのだから当たり前です。大切に育ててきた場ほど、そうなるのは当然のこと(そんなこんなで、かつて練習に参加させてもらったカポエイラ道場でヨガクラスをやった都市もありました。懐かしい!)。

なので広島のときは「このスタジオは、なんでいきなり貸してくれたのだろう・・・」と別の意味でドキドキしながら行きました。そこからの、まさかまさかの展開。とてもうれしかったのでした。

 

わたしの身体はひとつだから毎年あちこちへは行けなくて、昨年まで数年連続して行っていた新潟県へ行きませんでした。行けなかったというと嘘になります。他の場所へは行ったわけなので、時間と体力の結果そうなりました。


そんなこんなで今年もわたしは、いまの好奇心をいまの肉体に乗せて、毎日マットの上で整備をして、今年の地方クラスはあと一回。神戸へ行きます。
どうぞよろしくおねがいします。

 

 

<さらに余談>
2020年はオリンピックやインバウンドで予約しずらくなるであろう宿のこと、ここ数年毎回ハラハラしている天候(台風・大雨)のことを鑑みて、活動時期や交通手段も変えていくことになるだろうと想像しています。
なので、陸路の考えにくい福岡へどうしても今年は行っておきたかったのでした。街に気おくれして6年も経っちゃったのだけど、そうも言っていられない。とはいえね、夜の博多駅周辺はこんなよ! 気おくれするよね。

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博多駅周辺はこの出入り口以外も、全般的になんとなく赤坂や六本木っぽく感じます。名古屋や札幌と似てると言えば似てるのだけど、この博多駅の港区っぽさに、田舎出身の旅行者はビビるのです。なんかこわくなっちゃうんですよね…。トラウマかしら(笑)。

(ちなみにこのトラウマはすでに解消済みです

 

東京にも来てねー♡(昭和なエリアで活動中)