久しぶりに名古屋へ行ったら、2015年に訪れた「五色園」についてここで紹介した話をいまだにされるので、何度かに分けて書いたものをここにまとめます。
「五色園」は愛知県日進市にある公園で、親鸞聖人とその師である法然さま、親鸞様の教えを引き継ぐ蓮如さまにまつわるエピソードが浅野祥雲氏によるコンクリート彫刻で表現されています。
2015年にわたしが愛知県でいちばん行ってみたいと思った場所がここだったのですが、地元の人にとっては「その近くの合宿所へは行ったことがあるのだけど、そんなすごいものがあるの？」という場所なのだそうで、あとあとジワジワ「知らなかったよ」「どういうことだ」という声が届くようになりました。
日本の大きな宗教都市に高野山がありますが、テーマパークなら迷わず「五色園」でしょう。ぜひ多くのかたに参拝に出かけてもらいたいです。親鸞さまにまつわるエピソードを知る人には腹筋崩壊注意の、確実におなかを鍛えることのできるパワースポットです。そうでなくても表情筋は確実に鍛えることができますので、お肌のたるみが気になってきた紳士淑女のみなさま、ぜひおでかけください。
以下リンク集です。画像の下のタイトルから各スポット紹介へリンクしています。
幼き二歳の親鸞さまと、親鸞さまのお父上・お母上が参加された宴に参加してきました。
法然上人のお弟子さんの住蓮さん、安楽さんら登場。
権威闘争という、すごく深いテーマを扱った彫刻。テーマは、重いんですけどね…。
弘法の筆といえば空海さまですが、親鸞さまにも書のエピソードがありました。
人間不信でアル中の日野左衛門が奥さんにDVをする話から…親鸞さま登場。
DVのあとは嫁姑問題です。ここは蓮如さまに関係するエピソード。
法然さまにまつわるエピソード。ふつうに歴史の勉強になりそうな場面なのに、なのに…。
TOKIOの城島さん似のサラスヴァティーを拝むことができます。
法然さまの法話が白河御殿で開かれる日の、サスペンス物語。ここは、やばいです。
若き日の親鸞さまが、比叡山の麓にある赤山禅院でおまいりしていると貴婦人が現れ…。
親鸞さま62歳の頃のエピソード。なかなか厳かな宴の光景です。
愛知県岡崎市を流れる矢作川にかかる橋でのご当地伝説が再現されています。
これ以上にふざけた人しかいない、異様な場面です。ここだけは親鸞さま関係なし。
ご案内は以上です。
こんなふうに、インド並に神さまや聖人と軽いタッチで戯れることのできる像がどかすかある場所は、日本ではなかなかないもの。
ここは日没近くに行くとけっこうスリルもあるので、冬の行楽にもおすすめですよ！
▼五色園
