アミューズメントなアレンジが独特。鎖大師は、お子様連れで行くのにおすすめなお寺です。
鎌倉は近いので、まとまった時間があると、ふと「行こうかな」と思う場所。このときも友達二人が気軽に「いくいく」というので結局女三人で歩いたのですが、妙齢の経験豊富な女性が一緒だと、いろいろな場面への反応がおもしろい。
占いっぽいものがある場面でも「いちおうやっとくわ」「やったからって、まあ失敗は繰り返すものなんだがな」という安定感に包まれたキャッチボール。とても気楽です。
なにげな感じで、大師は弘法大師。
このお寺は、普段は脇役的な人だったり、唐突に登場する面々がおもしろい。
ハニカミ明王。
噛みすぎて顎がシワになってる。
明王さんは、あちこちにいる。
眉の角度と手の角度から「怒ってるふりしてますの」と、隠しきれない上品さがただよう。
例外なく「わたしはこの人がタイプ」という話になる。それが、けっこう長い。
聖徳太子だったり。
ちびっ子向けのキャラクター「五輪塔童子」って、おもいっきり水木しげるなんだけど。
もうひとり
ドラミ明王。
おリボンとお目目のギャップがたまりません。
ちびっ子どもよ、さあ今すぐここで、「もう道具を出してなんて言いません」と誓うべし。己の力で生きるのじゃ。
それをね、ぜんぶドラミがもってくの。
だいたいドラミって、たまに出てきてちやほやされて帰るんだよな。
さて。この近くに、なにげに「熊野神社」があるんですけどね、
ここが
よかった。なにがいいって、たぶん磁場的なものだと思います。
判断基準は「エースの木」とか「蚊の行動」とか、わたし独自の基準があるのですが、ここはよかった。
なにげない神社なのだけど、ここは元気があるよ。
ドラミ明王とセットでどうぞ。