うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

studio kaya(札幌のヨガスタジオ)/夜のアシュタンガ体験

先週の月曜は札幌にいました。朝9時から19時まで、ランチも駆け足気味でみっちり缶詰仕事をしたあと、向かったのは札幌駅近くの「studio kaya」さん。19時55分からのアシュタンガヨガクラスを体験させていただきました。たまたま月曜がアシュタンガのスケジュールだったので、行きたくなっちゃって、つい(笑)。
出張で同行していた同僚に「すまんが1時間半、いったん別行動! 9時半には合流できる。ゴハンはそのあとで〜」と言い残し、いそいそとスタジオへ。


歩道が凍結していなければ、札幌駅から10分弱かな。オフィスから20分くらい凍結歩道を歩いて行った。


スケジュール上は女性の先生の名前が書いてあったけど、指導してくださったのは男性の先生でした。後でウェブで見ればいいやと思ったのでお名前を控えてこなかった。
小さな声でゆったりとした口調で話す、やさしい先生でした。見た目の雰囲気的には浅井健一BLANKEY JET CITYベンジー)に似た感じの先生。声も高かったな、そういえば。



こんな入口。マンションの一室。
ヨガマット on ぬくぬくあったかいお部屋。絨毯の上にヨガマットを敷く。「今日はハーフプライマリ全部いけるかなぁ〜」と、いいかんじでユルい。
スタジオがとってもアットホームな雰囲気で、入った瞬間「今日はこのあとヨガマットではなくこたつとミカンが出てきてもいいなぁ」という気がしてきました。直前の会議がものすごく慎重に言葉を選んで話すような1時間だったので、ギャップでいっきに胸の裏がゆるんでいた。


でもやるにはやるんです、いちおう。で、やりました。はい。75分。
とてもふんわりとした雰囲気で、すごく気持ちよかった。
面白かったのは、ほかのみなさんの様子。
うちこは真ん中の前列に置かれたので、ダウンドッグ中や前の鏡を通して様子が見える。


みなさん、ヴィンヤサは「はぁ、しんど〜」という様子でやっているのに、シールシャ・アーサナ(三点倒立)は異常にサクっとやる。
なんだこの倒立レベルはっ!(笑)


みなさんほかのクラスなども受けて、その1チョイスとしてのアシュタンガなんですね。
いいなぁ、こういうの。それまで「お尻上がるか? 大丈夫か?」と思っていたのに、号令がかかったら、さっくり。ギャップが面白かった。


最後に先生が「インドでは、どこでアシュタンガを?」と訊かれたので、「リシケシのタットバというところです」と答えたら、「ああ、あのガンガー沿いの。僕が行ったときは閉まってたけど、僕の知っている生徒さんが、いま行ってるよ」とおっしゃってました。
「出張で数ヶ月に1度、札幌に来るんです。すみません遠いところから体験に来て。ヨガしたくなっちゃって」「いいんですよ。東京ではどこで?」から始まって、最後には「すみません、お金をいただくことになってまして」「ええもちろん、その前提で来てますから」と(笑)。
一緒にヨガをした生徒さんたちもとてもあたたかくて、またいつでも寄せていただけそうな雰囲気でお別れをしたので、すでにまた行きたくなっています。



そうそう、YOGAYOMUを数号いただいてきました。モノクロの写真の表紙になったんですね。うちこは東京にいても、これを置いてあるようなところで行動していないんだなぁ。


さて。
うちこはこの半年で札幌のヨガ屋さんを4つほど紹介しています。うちこが雪国生まれの雪国育ちだからというのもあるかもしれないのですが、寒い土地でこそ、ヨガが多くの人に取り入れられる環境であって欲しいと思っていたりします。
暑いところは、気質的に流行りやすいと思うんですね。でも、近所でもすぐクルマに乗っちゃうような心折れる寒さの地域こそ、多くの人にヨガを継続して欲しい。
「自分ストーブ」に火をつけるのだっ!


どのスタジオがいい、悪いではなく、「続けられる環境」なら家でもいいんです。
でも一人で意思とともに行動するには、やっぱり寒い。二度寝したくなるし、熱燗とか、焼酎お湯割とかしたくなる。その気持ちが、すごくよくわかるんです。

がんばろう北ヨガ!


▼北海道/札幌ヨガの過去ログ
スタジオミガク(札幌駅から遠いけど、素敵指導。車ある人はぜひ)
yoga shala(ヨガ・シャラ)
ヨガライフスクール札幌