うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

スタジオミガク(札幌のヨガ教室)

スタジオミガク(札幌)
札幌から戻りました。仕事の前後の休日にご当地ヨガを楽しみました。これがとてもよかった。
その記憶が薄れないうちに、今朝参加した札幌の東区にある「スタジオミガク」での体験記を書きます。朝10時からの「やさしいヨガ」というクラスを体験させてもらいました。


スタジオのブログにある、今日指導いただいた小林先生のプロフィールにあるとおり、

整体師として学んできたこと、経験してきたことの全てを、ヨガのレッスンに注ぎ込みます。呼吸を深くして、集中力を高め、自分の体の隅々まで意識を行き渡らせる。そこから感じたことを大切にして、自分の状態・変化に気付き、受け入れ、チャレンジする。

こんなコンセプトどおりの、素晴らしいレッスンでした。


特徴的かつ印象的だったのは、以下の2点。


 アーサナ中に呼吸で内側から肋骨を押し広げる示唆をされること。
 ■背骨の中心からずれない範囲での動きを示唆されること。


ゆったりとしたレッスンの中で、大切な心がけを忘れないように言ってくださる。
この「大切な心がけ」というのはほかにもたくさんあったのだと思うのだけど、示唆を受ける側のうちこがこの2点をキャッチしました。ついバランスをとることに集中して忘れてしまいがちな、大切なこと。
「呼吸を一定に(ちぢれない呼吸を)」という意識はあっても、内側からの働きかけについては、気持ちに余裕がないと「それは置いといて」となりがち。


後者の「背骨の中心からずれない範囲」というのも、猫のポーズのときに言われたのですが、これはウサギのポーズに入っていくときの所作の意識でも同じこと。横からの巻き込みと縦からの巻き込みが起こる動作では、肺の動きにシンクロしやすい横からの巻き込みのほうが意識しやすいのだと思う。縦の軸を忘れがち。


▼参考:猫。これのときね。


ゆったりとした1時間半のレッスンの中に、気づきがいっぱいでした。
話し方からも学ぶことが多かった。これは、OLのうちこちゃんが取り組んでいる「ゆっくりと話す修行」の助けになった。


札幌の人はインド行かなくていいですよ、と思いました。インドのヨガの教え(忠実かつベーシックなハタヨガ)に日本人の身体の特性がプラスされ、札幌の気候や生活習慣(みんなクルマに乗る、とか)も包括的にブレンドされた、最高品質のご当地ヨガだから。
札幌滞在中に思いましたが、札幌は食文化が天然で豊穣すぎる。痛風になる人が多いのではないかと思ってしまうくらい。野菜も美味しいのだけど、やっぱり魚介が麻薬的にウマすぎる。(毎日回転寿司に行きたい!)なので、東京の人とはまた違う特性が出てくるのではないかな、と思う。


大切なのは「日々の生活とシンクロしながら続けること」だと思うんです。なので、こういう「包括的に」よい環境が提供されていることに感動する。うちこも寒い地方で育ちましたが、インドでヨガをしてきても、戻ったらそこは雪国なわけです。食生活も気候も、周りの人々とのコミュニケーションの性質も違うから、身心にもたらされるさまざまな摩擦の質が違う。


人々の生活の中でヨガの環境を提供していくということへの取り組みとして、すばらしいと思いました。
(ちなみにうちこは前の列で日に当たりながらヨガをしたのですが、ポカポカしてとっても気持ちよかったです。前列がおすすめです)

★「スタジオミガク