うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

トレーシー・メソッド(腕+立ち腹筋+ダンベル+マット脚)

おととい、また夕食の前に以下の組み合わせで「ザ・トレーシー・メソッド」をやってみました。

 ウォームアップ → 立った姿勢での腕のエクササイズ → 立った姿勢での腹筋のエクササイズ → ダンベルを使った腕のエクササイズ → マットを使った脚のエクササイズ → クールダウン

これで、個別の項目は全部やってみたことになりますが、なんせこのメソッドは「腕」がしんどい! 立った姿勢での腕→ダンベル の順ではとてもできなかったので、間に腹筋を入れました。
立った姿勢での腕のエクササイズのしんどさは、なんたって地味に長い! トレイシーさんはいつものように黙々とやってるし(笑)。でも、腕のエクササイズのときはさすがに「ツンデレ励まし」のセリフがちょっとニクい。「でるのか? ここででるのかツンデレ励まし」と思いながらやるとさらに楽しめそう。全方向やる構成になっているところはとてもよいと思いました。
腕の上げ下げは、「バストアップしたければ、上げるときに吸い、下げるときに吐く」「胴のインナーマッスルに効かせたければ、下げるときに吸い、上げるときに吐く」というアレンジをすると、2倍おいしいメニューになります。


ダンベルを使った腕のエクササイズは、楽しいです。うちこが持っているダンベルは片手1キロ。これでもかなり効いてきます。なんとなく重みがあると、たまにそれによって解放される感覚があって気持いいことも。「あ、いまヨガっぽい」という関節の稼動が瞬間的におとずれます。


立った姿勢での腹筋のエクササイズは、ちょっぴりダンスっぽい。これは、ずらしたときに吐いて、戻すときに吸う呼吸をするとさらに効いてきます。絶対に呼吸を意識したほうがいいに違いない動き。
ただ、トレイシーさんが倍速で動き出して、最後のほうでは機械仕掛けのように動き出した頃にはもう、なにが起こっているのかわからない(笑)。無理についていこうとせず、自分なりにやりやすいベクトルの組み合わせを作っておくなどして対応するのが良いと思いました。


マットを使った脚のエクササイズは、池乃めだか師匠の必殺技「かにばさみ」のオシャレ版(笑)。本当にそんな動きなんです。トレイシーさん、めちゃくちゃクールにかわいい顔してやってるのですが、「てゆーかそれ、めだか師匠ですよね」と思いながらやるのが日本式! 「美人のアホ動作」に萌える人にはたまらないでしょう。そして、これは相当お尻に効きますが、「めだか師匠のモノマネ〜」と思いながらやっていたら、あっという間でした。


コアリズムも、右前の人に注目しながら「激しく動く、美輪明宏……」とか思いながらやると、また別の味わいがあったりしますが、「ザ・トレーシー・メソッド」には「細かすぎてわからない面白さ」が詰まっています。なんてったってやっぱり「恐ろしく地味でしんどい動きを黙々とやり続ける、ツンデレなトレーシーさん」と過ごす時間がイリュージョン。
ハイテンションなエクササイズのノリがどうもねぇ……、という人にはかなりおすすめですよ。

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1 わかりにくい。
5 かなりきついが効くきがする
4 運動初心者☆
3 全部は無理だけど・・・
5 音をたてずにシェイプ