走るのによい季節なのですが、右足の親指の付け根の内側を痛めているので、最近はダンベル・ウォーキングをしています。
1時間くらい、公園を気ままに歩きます。持っているダンベルは片手に1キロずつ。体重移動のコントロールを観察しながら歩く。
今日の話は、「土踏まずのコントロールと腸腰筋」へのアプローチに特化しています。
足の中の外側を通らずに、かかとから親指と人差し指の間の、「下駄の鼻緒」へのまっすぐな体重移動を心がけて歩きます。
これが、気持ちとすごく連動している。
想念が浮かぶと外にカーブします。その傾向が、ダンベルを持っていることによってわかりやすく出る。
気が散ったときに身体にどれだけ影響するか、ものすごくよくわかる。
黄色いライン。赤いラインのように外側から回り込まないように。
歩く瞑想です。
できるだけ後ろ足のかかとの離陸をギリギリまで溜めます。これによって、軸になる足のスイッチのグラデーションの幅を長くする。
筋肉痛が現れる場所はもちろん、脚の背面。
腕は、水平ちょっと手前の75度くらいまで、これはかかとのギリギリの離陸のリズムにあわせます。この腕も、想念によって微妙にねじれが手首と連動する。
音楽は聞きません。
道は、できるだけアスファルトでないところを選びます。
呼吸は気にしません。
これは呼吸のコントロールとは連動させようと考えないほうがいいということに気がつきました。
土踏まずを意識できることは、腸腰筋と連動していることがわかります。
いろいろ書きましたが、わざわざこんなことをする意義は「はじめのポイント」がまず第一です。
かかとから下駄の鼻緒へのまっすぐな体重移動。
他のことは、つけ足して楽しむオプションでよいでしょう。
これに加えて、スーリヤ・ナマスカーラのAを8回。余力があれば、さらにBを5回。
関連性を感じやすいのは、Bのなかのヴィーラバドラ・アーサナ(戦士のポーズ)と、スワンダイブの動作。
「ジョギングはどうもやる気にならないわ」というヨギのかたにもおすすめしたい。けっこう研究したから。
ダンベルは片手1キロまでにしておいたほうが良いと思います。
あくまで「気が散ると外側に重心を引っ張られる」ことを意識しやすくすることが目的です。
おすすめよ。