マッサージ師さんに借りました。以前よりマッサージ師さんの机にあるこのシリーズが気になっておりまして、ちょっと話のついでにお願いしてみたら、定期購読状態。
この本は「骨単―ギリシャ語・ラテン語 (語源から覚える解剖学英単語集 (骨編)) 」という本で、語源をもとにカラダの構造を学ぶ解剖学の本です。マッサージ師さんはこのテの本をいっぱい持っているので、助かります。
このほかにまだ3冊あるみたいなんですが、まず最初に「骨」を借りました。次に筋肉の解剖学「肉単」を借りる予定。マッサージ師さんとはジョギングをしている話はしたのですが、ヨガをやっていることはまだ話していないので、「骨」に一直線に興味を示す私にちょっと不思議な顔をされましたが、快く貸してくれました。
内容はけっこう本格的なので、覚えようとかそうゆう気持ちは抜きに、気になるところだけ読む感じなのですが、コラムの中にひとつ面白いものがありました。
<32ページのコラム「頬骨とくびき、関節とヨガ」より>
頬骨 zygomatic bone の zygomatic はギリシャ語 ジュゴン「軛(くびき)」に由来するが 〜(中略)〜
このギリシャ語から派生している別の語には、zygote ザイゴウト「配偶子」がある。さらにさかのぼれば印欧祖語の yeug「一緒にする」が起源で、この語から英語の yoke ヨウク「軛(くびき)」、joint ジョイント「関節」、join ジョイン「加わる」、yoga ヨウガ「ヨガ」(ヒンズー教の宗教哲学において、大いなる存在との「一体」を図るもの)など多数の言葉が派生している。〜後略〜
関節とヨガの言葉の関連性は初めて知りました。まさに、ヨガのために関節のことが知りたくてこの本を借りたので、非常に興味深いコラムでした。
筋肉編の「肉単」も楽しみです。